2017年06月28日
バルデス、3連勝
バルデス、3連勝
2017年6月24日 紙面から

巨人に勝利し、岩瀬(左)とタッチを交わすバルデス(北田美和子撮影)
ズラリと右打者が9人並んだが、バルデスは涼しい顔で抑え込んだ。「しっかり調整をしていたから問題なかった」。実は右の被打率1割9分9厘に対し、左が2割4分。巨人をあざ笑うかのようなデータ通りの投球で8イニング3安打無失点。自身3連勝を飾った。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062402000120.html
2017年06月27日
柳、25日先発!!初対決に燃える
柳、25日先発!!初対決に燃える
2017年6月23日 紙面から

明るい表情でランニングする柳(右)と小笠原=ナゴヤドームで(篠原麻希撮影)
中日ドラフト1位の柳裕也投手(23)が22日、「Gキラー」の後継者になる意気込みを示した。巨人戦初先発が、25日の東京ドームに内定。明大の大先輩である星野仙一(70)=楽天球団副会長=や川上憲伸(42)=本紙評論家=に倣い「先輩たちに続きたい」と掲げた。プロ初勝利からの連勝で、チームに新風を吹き込む。
避けては通れない宿敵に、早くも立ち向かう。「どこが相手でも、変わらずにやるだけです」。過度な意識は避けるが、明大の主将を担った右腕として去来する思いはある。「星野さんや憲伸さんが巨人戦に強かったのは、もちろん知っています」。そう話す柳の目に、力が宿る。
宿命づけられた「巨人キラー」の役目。星野は126試合で35勝31敗、川上は65試合で24勝20敗といずれも勝ち越している。「先輩たちに続けるような投手になっていきたい」。その滑り出しとなるのが25日。敵地に乗り込み、名刺代わりの投球を見せる。
宮崎で生まれ育った野球少年にとって、最も身近だった球団でもある。「小さいころはキャンプを見に行っていました」。松井秀喜ら一流選手に目を輝かせた記憶が残る。時代は移ろえど、今もスターぞろい。故障の阿部は不在でも「いい選手が多いので、気を抜けない」と警戒を強める。
初めて足を踏み入れる東京ドームの予習も欠かさない。「狭いので本塁打には注意したい」。今季の開幕戦でも大野が2発を浴びて完敗。続く2戦目も逆転サヨナラ3ランで沈められただけに、リーグ戦再開となる3連戦で致命傷につながる失投だけは避けたい。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062302000114.html
2017年6月23日 紙面から

明るい表情でランニングする柳(右)と小笠原=ナゴヤドームで(篠原麻希撮影)
中日ドラフト1位の柳裕也投手(23)が22日、「Gキラー」の後継者になる意気込みを示した。巨人戦初先発が、25日の東京ドームに内定。明大の大先輩である星野仙一(70)=楽天球団副会長=や川上憲伸(42)=本紙評論家=に倣い「先輩たちに続きたい」と掲げた。プロ初勝利からの連勝で、チームに新風を吹き込む。
避けては通れない宿敵に、早くも立ち向かう。「どこが相手でも、変わらずにやるだけです」。過度な意識は避けるが、明大の主将を担った右腕として去来する思いはある。「星野さんや憲伸さんが巨人戦に強かったのは、もちろん知っています」。そう話す柳の目に、力が宿る。
宿命づけられた「巨人キラー」の役目。星野は126試合で35勝31敗、川上は65試合で24勝20敗といずれも勝ち越している。「先輩たちに続けるような投手になっていきたい」。その滑り出しとなるのが25日。敵地に乗り込み、名刺代わりの投球を見せる。
宮崎で生まれ育った野球少年にとって、最も身近だった球団でもある。「小さいころはキャンプを見に行っていました」。松井秀喜ら一流選手に目を輝かせた記憶が残る。時代は移ろえど、今もスターぞろい。故障の阿部は不在でも「いい選手が多いので、気を抜けない」と警戒を強める。
初めて足を踏み入れる東京ドームの予習も欠かさない。「狭いので本塁打には注意したい」。今季の開幕戦でも大野が2発を浴びて完敗。続く2戦目も逆転サヨナラ3ランで沈められただけに、リーグ戦再開となる3連戦で致命傷につながる失投だけは避けたい。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062302000114.html
2017年06月26日
森監督、狙うは逆転CS進出
森監督、狙うは逆転CS進出
2017年6月23日 紙面から

選手の練習を厳しい表情で眺める森監督(篠原麻希撮影)
指揮官の口調は、熱を帯びていた。狙うのは逆転でのクライマックス・シリーズ(CS)進出だ。中日・森繁和監督(62)が22日、報道陣に対応。「勝率5割、3位というところが理想ではある」と5年ぶりのAクラスを目標に設定した。
交流戦18試合を五分の星で乗り切り、3位DeNAとは3差に接近。CSが見える場所で戦いを続けることができる以上、そこを目指すのは当然ということだ。
「CSに出た経験のない選手も増えている。その期間が延びるのは良いことではない」。開幕ダッシュに失敗し、借金は8と積み残っている。ただ、若手を登用する中で食らいつき、切符を手にすることができれば、これ以上の成果はない。
23日からの再開カードで先発予定の19歳小笠原やルーキー柳、さらには高卒4年目の鈴木。我慢強く起用を続けている理由を聞かれると、キッパリ答えた。「若い投手が経験をどう生かすか。力をつける基盤を今、つくっている。俺が我慢するのは簡単。アイツらが(苦しい状況でも)どう我慢するか」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062302000117.html
2017年6月23日 紙面から

選手の練習を厳しい表情で眺める森監督(篠原麻希撮影)
指揮官の口調は、熱を帯びていた。狙うのは逆転でのクライマックス・シリーズ(CS)進出だ。中日・森繁和監督(62)が22日、報道陣に対応。「勝率5割、3位というところが理想ではある」と5年ぶりのAクラスを目標に設定した。
交流戦18試合を五分の星で乗り切り、3位DeNAとは3差に接近。CSが見える場所で戦いを続けることができる以上、そこを目指すのは当然ということだ。
「CSに出た経験のない選手も増えている。その期間が延びるのは良いことではない」。開幕ダッシュに失敗し、借金は8と積み残っている。ただ、若手を登用する中で食らいつき、切符を手にすることができれば、これ以上の成果はない。
23日からの再開カードで先発予定の19歳小笠原やルーキー柳、さらには高卒4年目の鈴木。我慢強く起用を続けている理由を聞かれると、キッパリ答えた。「若い投手が経験をどう生かすか。力をつける基盤を今、つくっている。俺が我慢するのは簡単。アイツらが(苦しい状況でも)どう我慢するか」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062302000117.html
2017年06月25日
森野、菅野攻略は任せろ
森野、菅野攻略は任せろ
2017年6月23日 紙面から

フリー打撃で快音を響かせる森野(篠原麻希撮影)
難敵攻略は中日・森野将彦内野手(38)にお任せだ。何と言っても23日に対戦する巨人・菅野にめっぽう強い。ビシエドの穴を埋めて余りある打撃を見せつけてくれるはずだ。
通算36打数12安打、打率3割3分3厘、2本塁打、5打点。昨年に至っては12打数6安打と球界きっての菅野キラーだ。「簡単には打てない投手。楽しみではあるね。まずはボール球を振らないこと。ほかは何も考えていない。今年のデータを聞いて、そして打席で感じてだね」。東海大相模高の後輩でもある右腕を相手に、決してペースを握らせない。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062302000115.html
2017年06月25日
岩瀬、一戦必勝
岩瀬、一戦必勝
2017年6月22日 紙面から

キャッチボールで調整する岩瀬=ナゴヤドームで(谷沢昇司撮影)
中日は21日、セ・リーグ再開となる23日の巨人戦(東京ドーム)に向けてナゴヤドームで全体練習を再開した。岩瀬仁紀投手(42)は20日に今季限りでの引退を発表した同い年のロッテ・井口との思い出を振り返りつつ、球界最年長選手としての心境を吐露。歴代最多登板へのカウントダウンに入りつつある鉄人左腕は、一戦必勝の姿勢で大記録に挑む。
最年長野手・井口の今季限りでの引退表明は、最年長投手の岩瀬にとっても意味深い出来事だった。松井秀喜らスターがひしめいた1974年生まれ世代の2人。この日の練習前、来季球界単独最年長選手となることを問われると「それはわからないですね」。岩瀬自身も年齢的にいっても来季が約束されているわけではない事実を自覚。「いつ何時、そうなるかもしれない」と前置きしつつ「そうならないようにやっていく」と言い切った。
井口とは思い出がある。2013年6月15日の交流戦、ロッテ戦(QVCマリン=現ZOZOマリン)で1点リードの9回2死から同点本塁打を浴びた。このとき打たれた球が、当時初めて実戦投入したカーブ。「試合で初めて投げて打たれて、それでカーブは終わった」と以降は封印した。
そのカーブは投げずとも、復活を果たした。シーズン序盤は3敗も喫したが、「本籍地」に近い8回に投げるセットアッパーとして5月下旬から現在11試合連続無失点で、6月の月間MVP候補にも挙がっている。そして大記録が迫る。今季ここまで29試合に登板し、実働19年間で通算933試合。歴代最多の米田哲也(949試合)、2位金田正一(944試合)を超える瞬間は、時間の問題のようにも見える。
しかし岩瀬はこう言った。「近づいては来ているけど…。モチベーションというか、逆に苦しい」。先を見る余裕はなく、そのつもりもないが、近づけば嫌でも意識してしまう。背水の日々を乗り越えてきただけに、16試合も先のことを考えるのは、いわば邪念となる。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062202000105.html
2017年06月25日
笠原、あす巨人戦1軍昇格も
笠原、あす巨人戦1軍昇格も
2017年6月22日 紙面から

シート打撃でゲレーロを右飛に打ち取る笠原(手前)=ナゴヤドームで(谷沢昇司撮影)
中日のドラフト4位・笠原祥太郎投手(22)がリーグ戦の再開する23日の巨人戦(東京ドーム)にも1軍に昇格する可能性が出てきた。21日、ナゴヤドームでの練習で開幕後初めて1軍に合流、その後首脳陣から伝えられたとみられ、22日出発の東京遠征に同行する。
久々の雰囲気を存分に味わった。3月下旬のオープン戦以来となる1軍での練習を終えたルーキー左腕は「気が引き締まった。ここ(1軍)でやっていけたらいい」と笑みを浮かべた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062202000108.html
2017年06月25日
遠藤&松井佑「チャンス」
遠藤&松井佑「チャンス」
2017年6月22日 紙面から

シート打撃で左前打を放つ松井佑。後方左は、遠藤(谷沢昇司撮影)
平田が右膝痛で出場選手登録から外れる中で、新たに勃発する外野バトルに遠藤と松井佑が参戦する。両選手とも「チャンス」と口をそろえ、アピールしていく覚悟を示した。
主に枠を争うのは左翼になる。外野陣は中堅の大島は不動で、平田の座っていた右翼に藤井、左翼に遠藤か松井佑、もしくはゲレーロの選択肢が考えられる。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062202000107.html
2017年06月25日
平田、前半戦ピンチ
平田、前半戦ピンチ
2017年6月21日 紙面から

右膝を固定して病院からナゴヤ球場に戻った平田(金田好弘撮影)
竜に緊急事態だ。右膝痛で出場選手登録を抹消されている中日の平田良介外野手(29)が20日、名古屋市内の病院で精密検査を受けた後にナゴヤ球場を訪れ、復帰に数週間かかる見込みであることを明かした。7月12日で終わる前半戦に間に合うかは微妙な状況。リーグ戦が再開される23日の巨人戦(東京ドーム)から、この事態を全員でカバーしていくしかない。
不動のレギュラーを欠く中で前半戦を戦い抜くことになりそうだ。出場選手登録を抹消されている平田はこの日、名古屋市内の病院で検査を受けた後、ナゴヤ球場に姿を見せた。なんと、その右脚は装具でガッチリと固定されていた。
「右膝です。固定した方がいいと言われたので。炎症も出ていました。まずは痛みを取ることに専念したい」。具体的な診断名こそ明かさなかったものの、大事には至っていないことを強調。特定の動きをしない限り痛みは出ないという。装具なしでも歩行は可能だが、一日でも早い復帰の実現に向け、万全を期すための措置だった。
痛めたのは17日の西武戦。8回1死一、三塁で南川の投球がそれ、三塁走者・平田が本塁にヘッドスライディングをしようとした際にひねったとみられる。翌日に出場選手登録を抹消され、今季の目標にしていた全試合出場もストップ。「それができなくて残念」と悔しそうな表情を浮かべた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062102000108.html
2017年06月25日
吉見、リリース修正!!感覚戻った
吉見、リリース修正!!感覚戻った
2017年6月21日 紙面から

2軍のメンバーとキャッチボールで調整する吉見=ナゴヤ球場で(金田好弘撮影)
2軍調整中の中日・吉見一起投手(32)が22日のウエスタン・リーグのオリックス戦(舞洲サブ)に先発する。
「良い感触をつかめてきた。一発回答が理想ですね」。5月30日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で5イニング途中8失点で負け投手になり、そのまま2軍落ち。「キャッチボールがしっかりできていない。そこからです」と投球フォームをゼロから見直すことに着手した。それでも16日のウエスタンの広島戦(ナゴヤ)では、2イニング4失点。「どうしたら良いのか分からない」と困惑していた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062102000107.html
2017年06月25日
バルデス、すでに実戦モード
バルデス、すでに実戦モード
2017年6月21日 紙面から

練習で明るい表情のバルデス=ナゴヤ球場で(金田好弘撮影)
リーグ戦再開となる23日の巨人戦(東京ドーム)での先発が有力なバルデスが、ナゴヤ球場で調整した。ブルペンでの投球練習やポール間走などを行い「次の登板に向けてしっかり準備していかないといけない」と、一足早く実戦モードに入った。東京ドームでの巨人戦は、4月1日の開幕2戦目で登板し、6イニング1/3を1失点と好投。自ら本塁打も放ったが、「マウンドには常に勝つという気持ちで上がらないと」と気合十分だった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062102000105.html