2017年06月25日
平田、前半戦ピンチ
平田、前半戦ピンチ
2017年6月21日 紙面から

右膝を固定して病院からナゴヤ球場に戻った平田(金田好弘撮影)
竜に緊急事態だ。右膝痛で出場選手登録を抹消されている中日の平田良介外野手(29)が20日、名古屋市内の病院で精密検査を受けた後にナゴヤ球場を訪れ、復帰に数週間かかる見込みであることを明かした。7月12日で終わる前半戦に間に合うかは微妙な状況。リーグ戦が再開される23日の巨人戦(東京ドーム)から、この事態を全員でカバーしていくしかない。
不動のレギュラーを欠く中で前半戦を戦い抜くことになりそうだ。出場選手登録を抹消されている平田はこの日、名古屋市内の病院で検査を受けた後、ナゴヤ球場に姿を見せた。なんと、その右脚は装具でガッチリと固定されていた。
「右膝です。固定した方がいいと言われたので。炎症も出ていました。まずは痛みを取ることに専念したい」。具体的な診断名こそ明かさなかったものの、大事には至っていないことを強調。特定の動きをしない限り痛みは出ないという。装具なしでも歩行は可能だが、一日でも早い復帰の実現に向け、万全を期すための措置だった。
痛めたのは17日の西武戦。8回1死一、三塁で南川の投球がそれ、三塁走者・平田が本塁にヘッドスライディングをしようとした際にひねったとみられる。翌日に出場選手登録を抹消され、今季の目標にしていた全試合出場もストップ。「それができなくて残念」と悔しそうな表情を浮かべた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017062102000108.html