2017年06月06日
大野炎上 復活へ照準定めてきたのに…
大野炎上 復活へ照準定めてきたのに…
2017年6月1日 紙面から

ソフトバンク-中日 1回裏1死三塁、柳田に先制の適時二塁打を浴びた先発の大野=ヤフオクドームで(布藤哲矢撮影)
時間をかけて自分を取り戻したつもりだった。それでも目の前には厳しい現実しかなかった。「すべて受け入れていくしかない」。6イニング、13安打、6失点。大野が前夜の吉見に続き、試合をつくれなかった。
タカ打線が絶好調ということを割り引いたとしても、ふがいなかった。先発は6日の巨人戦(ナゴヤドーム)以来。その後、リフレッシュの意味も込め、中継ぎ登板が2試合。それから一度登録を抹消し、この日に照準を定めて調整を進めてきた。「これだけ時間をもらって、自分の投球がものすごく大事になることはわかっている」。何としても結果でみせなければいけない日だった。
だが…。1回に柳田の左翼線二塁打などで2点を先制されると、2回以降も小刻みに奪われた。3回の先頭デスパイネには直球を完ぺきにとらえられ、左中間席中段に運ばれた。さらに4回には今宮に直球をとらえられ、左翼のホームランテラスに放り込まれた。「あれだけ打たれてしまっては…。甘かった」。大野の威力よりも、迷いなく振り抜いてくる打線に圧倒された。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060102000121.html
2017年6月1日 紙面から

ソフトバンク-中日 1回裏1死三塁、柳田に先制の適時二塁打を浴びた先発の大野=ヤフオクドームで(布藤哲矢撮影)
時間をかけて自分を取り戻したつもりだった。それでも目の前には厳しい現実しかなかった。「すべて受け入れていくしかない」。6イニング、13安打、6失点。大野が前夜の吉見に続き、試合をつくれなかった。
タカ打線が絶好調ということを割り引いたとしても、ふがいなかった。先発は6日の巨人戦(ナゴヤドーム)以来。その後、リフレッシュの意味も込め、中継ぎ登板が2試合。それから一度登録を抹消し、この日に照準を定めて調整を進めてきた。「これだけ時間をもらって、自分の投球がものすごく大事になることはわかっている」。何としても結果でみせなければいけない日だった。
だが…。1回に柳田の左翼線二塁打などで2点を先制されると、2回以降も小刻みに奪われた。3回の先頭デスパイネには直球を完ぺきにとらえられ、左中間席中段に運ばれた。さらに4回には今宮に直球をとらえられ、左翼のホームランテラスに放り込まれた。「あれだけ打たれてしまっては…。甘かった」。大野の威力よりも、迷いなく振り抜いてくる打線に圧倒された。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060102000121.html