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2017年06月03日

藤井、屋根開いたヤフオクDで歴史の扉開いた

藤井、屋根開いたヤフオクDで歴史の扉開いた

2017年5月31日 紙面から


ソフトバンク-中日 2回表1死、藤井が右越えソロを放つ=ヤフオクドームで(篠原麻希撮影)


 屋根が開いたヤフオクドームに、心地良い初夏の風が吹き込む。たとえ大敗で放たれた空砲でも、メモリアルには変わらない。中日球団の新たな歴史に名を刻んだのは、上り調子真っ最中の年男だった。

 大量6点を奪われた直後の2回1死。左打席の藤井が、高めのカットボールに反応した。「入ってくる球に、うまく反応できた。外野の頭は越えると思った」。直線的な打球は右翼のテラス席へ。今回の3連戦は屋根を開放する「ルーフオープンシリーズ」。外気が流れ込み、複雑に動くため、締め切った状態よりも飛ばないと言われる。それでもひと伸びしたのはノッてる証しか。

 今季1号ソロは、球団史に残るおまけ付き。巨人、西武に次いで3球団目となる通算8500本塁打となった。当の藤井は「そうなんですか」と事実を知ると「勝ち試合がよかったですね」とポツリ。祝砲とならなかったのを残念がった。

 球団創設元年の1936年5月、当時の名古屋軍・前田喜代士がランニング本塁打を放ってから81年。紆余(うよ)曲折を経てきた竜はいま、低迷のど真ん中にいる。最下位で突入した交流戦の初戦も黒星スタート。苦しみから抜け出すのは容易ではないが、元気な背番号4の存在は一服の清涼剤だ。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201705/CK2017053102000104.html  


Posted by 後援会事務局 at 08:58
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