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2017年06月10日

又吉、プロ初完投を4安打完封で飾る


又吉、プロ初完投を4安打完封で飾る

2017年6月7日 紙面から


ロッテ-中日 プロ初完投、初完封を果たし、笑顔でガッツポーズする又吉=ZOZOマリンで(武藤健一撮影)


 中日は6日のロッテ戦(ZOZOマリン)に3-0で快勝。又吉克樹投手(26)がプロ初完投を4安打完封で飾り、防御率もリーグトップを奪回。11連敗の巨人を抜いて、チームは4位に浮上した。

 ヒーローインタビューに応えながら、熱いものが込み上げてきた。「見ての通りです。何ででしょうね」。言葉にするのはやぼかもしれない。踊るように腕を振り、幕張の夜空に「0」を並べきった。4安打、125球。又吉がプロ初完投を完封で飾った。

 交流戦初先発は中9日。左打者が多い楽天を避け、ロッテ戦に回した首脳陣の配慮に応えた。序盤から140キロ台中盤の直球とシュート、スライダーのコンビネーションがさえ、4回先頭のサントスに内野安打を許すまで無安打投球。これまでの最長は8イニングだった。未知の9回はあと一人のところから鈴木に四球を与えたが、最後は根元を変化球で一ゴロに。「野手のみなさんが点を取ってくれて守ってくれた。週の頭に勝ててよかった」。チームを4位に浮上させた勝利を、しみじみとかみしめた。

 怖いもの知らずだったルーキーイヤーの幻影を、自らの力で振り払おうとしている。67試合、9勝1敗、防御率2・21。「勢いだけだった」。他球団も攻略に必死になる。2年目は救援失敗のシーンも目立った。すると、聞こえてくるのは声援だけではなくなった。

 コールされると、相手ファンに拍手で迎えられる屈辱も味わった。たまたま見たインターネットのサイトには、投げてないのに「又吉のせいで負けた」と書き込まれているのを見つけたことまであった。

 「朝起きたら、球場に行かなきゃいけないって憂鬱(ゆううつ)になって、車に乗るのも嫌だった。外に出ること自体、辛いってなってしまっていた」

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060702000101.html  


Posted by 後援会事務局 at 08:55
Comments(0)中日スポーツ

2017年06月10日

平田、トンボ効果弾


平田、トンボ効果弾

2017年6月7日 紙面から


ロッテ-中日 8回表無死、左越えに本塁打を放ち、ナインに迎えられ笑顔の平田(小沢徹撮影)=ZOZOマリンで


 特訓の成果だ。幕張の夜空に平田が強烈な弾道を描いた。2点リードの8回に5月25日のDeNA戦(横浜)以来、40打席ぶりの6号ソロ。ダメ押しとなる3点目をたたき出してチームの2連勝に貢献した。

 「(感触は)まあまあよかった。逆風の中で良く飛んだなと。昨日(5日)と今日(6日)の特訓の成果が出ました」

 侍ジャパンでチームメートだったロッテ・石川に2球で追い込まれた。直前までの2打席と同じ展開。また凡退か…。そんな思いは杞憂(きゆう)だった。フルカウントまで粘ってからの7球目。低めに沈むシンカーを捉えた。白球は強風を切り裂くライナーで左翼ポール際に吸い込まれた。

 5月は打率2割5厘、6月に入っても試合前まで打率2割。5日にナゴヤ球場であった指名練習に平田は志願して参加した。バットではなくグラウンド整備用のトンボを振ったり、フリー打撃をおかわりしたり。この日の試合前練習も「バットを真っすぐ振るイメージで、下半身で振ることを意識した。徐々によくなった感覚はあった」と手応えをつかんでいた。わずか1日で良化した感触を、最高の結果に結びつけた。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060702000100.html  


Posted by 後援会事務局 at 08:54
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2017年06月10日

3番・大島、中押し打


3番・大島、中押し打

2017年6月7日 紙面から


ロッテ-中日 6回表2死三塁、大島が中前に適時打を放つ=ZOZOマリンで(小沢徹撮影)


 クリーンアップの一角も似合ってきた。3番・大島から得点が生まれる。1点リードの6回2死三塁で、2ストライクから150キロ超の直球を3球続けて見切った後の7球目。低めのカーブをすくい上げると、打球は中前へ。約40キロの緩急にも「うまく反応できました」とうなずいた。

 中押しの適時打に「追い込まれていたので、何とかバットに当てようと思った」。回れば走者を返してくれる頼もしさ。「大島さんには全幅の信頼をしている」。2番の亀沢もそう思うからこそ、直前の1死二塁からセーフティーバントで走者を進める選択をした。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060702000096.html  


Posted by 後援会事務局 at 08:52
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2017年06月10日

荒木雅博を語る<3> 丸山伸一さん、山口俊介さん


荒木雅博を語る<3> 丸山伸一さん、山口俊介さん

2017年6月7日 紙面から


荒木の2000安打達成を見届けた菊陽中時代の野球部監督の丸山伸一さん(右)と熊本工時代の野球部監督の山口俊介さん=3日、ナゴヤドームで(金田好弘撮影)


 荒木が本格的に野球を始めたのは菊陽中1年のとき。サッカー部に入部予定だったが、5月になって急に野球部に入る。荒木少年をひきつけたのは、外部監督をやっていた丸山伸一さん(63)の熱血ぶりだった。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060702000097.html  


Posted by 後援会事務局 at 08:51
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2017年06月09日

大野、死ぬ気で勝つ


大野、死ぬ気で勝つ

2017年6月6日 紙面から


ブルペンで投げ込む大野=中日ドラゴンズ屋内練習場で(布藤哲矢撮影)


 中日・大野雄大投手(28)が5日、先発ローテを守る決死の覚悟を示した。7日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発。若手投手陣が台頭する中、開幕投手にとっては1軍生き残りをかけた崖っぷちのマウンドになる。ここまで0勝5敗。悩んで苦しみ、疑心暗鬼になった自分との戦いに終止符を打ち、打者との戦いに集中する。

 「ラスト」。友利投手コーチが厳しい表情で言い切る。それが残されたチャンスの数。7日に結果で示すことができなければ、2軍降格。もちろん大野は分かっている。「本来なら1軍で投げさせてもらえる投手じゃない」。現実を受け止め、それでも前を向く。

 腹は決めた。「死ぬ気で投げないといけない」。前回5月31日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では自己ワーストの13安打を浴び、6イニング6失点。試合直後は次回登板は白紙だったが、首脳陣の話し合いで「泣きの1試合」が決まった。チームのために復調してほしいという願いを、これ以上裏切れない。

 開幕から2カ月余り。まだ心の底から笑えない。先発5試合で3連敗を喫し、いったん中継ぎで再調整。その後、出場選手登録を抹消される形で先発復帰の準備を進めてきたが、力なくタカ打線に粉砕された。配球や球質、心構え…。考え過ぎて迷路に入り込み「自分と戦っていることが多かった」と振り返る。

 背水。言い換えれば失うものはない。「こういう時こそ原点。自分がどう抑えてきたかを考えて投げたい」。向かうべきは「対自分」ではなく「対打者」。余計な考えは排除し、純粋に持ち味を発揮する。「この1週間、しっかり準備はしてきました」と吹っ切れた表情で話す。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060602000110.html  


Posted by 後援会事務局 at 19:36
Comments(0)中日スポーツ

2017年06月09日

「CHASE」福田、代打の極意実践 球種絞り込み一振り勝負


「CHASE」福田、代打の極意実践 球種絞り込み一振り勝負

2017年6月6日 紙面から


ソフトバンク-中日 6回表無死一、三塁、右犠飛を放つ代打・福田。一振りにかける周到な準備が実った=1日、ヤフオクドームで(篠原麻希撮影)


 交流戦2カードを3勝3敗で滑り出した。連敗スタートから初勝利を挙げたのが1日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)。4点目をたたき出したのが、代打福田永将内野手(28)の右犠飛だった。その一振りをチェイスする。

 代打に不可欠な要素が2つある。準備と決断力だ。勝負は1打席。ストライクを待つ余裕はないため、必然的に一振り勝負になる。

 交流戦は苦難の幕開けだった。2試合で31安打を浴び、17失点。ソフトバンク打線が猛威を振るい、最悪の3連敗スタートも頭をよぎっていた。表のヒーローが8回途中まで1失点と好投した先発の鈴木なら、裏のヒーローが福田だった。

 6回。ゲレーロの中前打で3点目を奪い、なおも無死一、三塁。ソフトバンクは先発中田に見切りを付け、6番の森野に左腕の飯田をぶつけてきた。

 中日ベンチも福田を代打に送る。その初球、130キロのフォークが外角低めに沈む。プロ11年目。バットで生きる男は、決して簡単ではないこのボールを右翼フェンス際まで運んだ。三塁からビシエドを迎え入れるのに、お釣りが出る飛距離。文字どおりに「一振り」で仕事を果たした。

 打席に向かう福田は、まず相手の球種を絞り込んだ。飯田の持ち球は直球、フォーク、スライダー。「状況的にフォークの確率が高いと思っていました」。3点差。もう1点も与えたくない相手は犠飛すら避け、内野ゴロか、三振に仕留めたい。読みは的中したが、難しいコースに落ちた。

 「引っ張りにいかず、右方向への打球を意識していました。あの球を引っかけにいかなくてよかった」逆らわず、逆方向にという意識の一方で、頭の中では冷静に状況を分析していた。

 「追い込まれると厳しくなる。最悪、ゲッツーでもOKというぐらいの気持ちでいました」

 相手の内野は前進守備だったから可能性としては低かっただろうが、内野ゴロで併殺打になったとしても、三塁走者が返るのなら構わない。

 「ある程度は割り切りが必要。全部の球種、コースを追いかけたら打てませんから。相手投手の置かれた状況や調子、自分の力量を考えて狙い球を絞りました」

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060602000103.html  


Posted by 後援会事務局 at 19:34
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2017年06月09日

荒木雅博を語る<2> 仁村徹さん


荒木雅博を語る<2> 仁村徹さん

2017年6月6日 紙面から


指名のあいさつを受ける熊本工・荒木雅博(中)。左端が担当スカウトで翌年は投手コーチになった早川実さん=1995年11月24日、熊本市の熊本工業高校で


 1995年11月22日、ドラフト会議の中日のテーブルは、異様な緊張感に包まれていた。中日を含め、7球団が競合した福留孝介(PL学園高)の当たりクジを、当時の星野監督は外してしまう。さらに外れ1位指名でも原俊介(東海大相模高)を巨人と競合して外し、星野監督は怒り心頭に発した。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060602000112.html  


Posted by 後援会事務局 at 19:32
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2017年06月08日

5回大興奮打 岸を初撃破


5回大興奮打 岸を初撃破

2017年6月5日 紙面から


中日-楽天 5回裏1死、岸から4連打!! 大島が先制の右前適時打=ナゴヤドームで(谷沢昇司撮影)


 竜打線がついに苦手右腕に土をつけた。4日の楽天戦(ナゴヤドーム)で、過去9度の対戦で6敗していた先発・岸から大島、ビシエドの連続適時打で2点を奪い快勝。投げては4投手のリレーで、開幕から完封負けのなかった楽天打線を沈黙させた。勝率7割を超えるパ首位にカード勝ち越しは、上昇のきっかけになるはずだ。

 天敵攻略。苦手なことが初めてできたときの快感はサイコーだ。過去9戦6敗。1つも黒星をつけたことがない楽天の先発・岸相手に、鮮やかな攻撃をみせた。

 5回1死、京田が三塁への内野安打で出塁すると、亀沢が三塁線を破り、一、三塁。ここで大島。「京田とカメが、いい形で回してくれた。何とかしたかった」。ここまで対岸は16打数2安打。だが、「そんな打ってなかったでしたっけ」。この自然体が功を奏した。

 カウント2-2から直球を振り抜いた。カーブ、チェンジアップも頭をかすめたが「うまく反応できた」。鋭い打球は右前へ。貴重な先制点を奪うと、続くビシエドはカーブをとらえ、中前適時打。「コーナーに来て打ちづらかった。何とか食らいつくことができたよ」。怒濤(どとう)の4連打で攻略。土井打撃コーチは「いいピッチャーやからね。球数を投げさせて100球近いところでいけた。ジャブが効いた」。大島の適時打が92球目。京田が3打席で計20球投げさせるなど、粘り強く戦う姿勢がホームベースを近づけた。

 そのチャンスを仕留めた大島は、これで得点圏打率3割9分。「しっかり打つべきボールを打てている」と胸を張る。開幕から打撃好調なのは、何よりも体が安定しているからだ。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060502000099.html  


Posted by 後援会事務局 at 15:51
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2017年06月08日

ジョーダン、復調4勝


ジョーダン、復調4勝

2017年6月5日 紙面から


中日-楽天 2回表、好守のゲレーロに声をかける先発のジョーダン=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)


 最大のピンチを涼しい顔で切り抜けた。2回、無死満塁。2四球に安打が絡み、ブルペンではすでにリリーフ投手が用意されていた。それでも先発のジョーダンはマウンドを譲る気はみじんもなかった。「ピンチになればなるほど、冷静に投げないといけない」。好調の島内に粘られた末の8球目、外角低めに146キロのストレートを投げ込み空振り三振に。続く嶋にも内角スライダーを打たせて三塁併殺打に仕留めた。

 前回登板のDeNA戦では、自己ワーストの5イニング10失点。森監督からは「先発としての信頼がなくなる」と手厳しい言葉を浴びせられた。翌日の練習中にはベンチ奥の通路の壁を激しくたたく一幕も。鈴木に続いて、小笠原、柳ら若い先発陣の登場で争いが激化するなか、バルデスの登録抹消などもあって中9日で巡ってきたリベンジのチャンスだった。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060502000098.html  


Posted by 後援会事務局 at 15:49
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2017年06月08日

準規、三者三振 はまった「この球で取る」


準規、三者三振 はまった「この球で取る」

2017年6月5日 紙面から


7回表を3者連続三振に抑えた伊藤(小沢徹撮影)


 7回は任せろ! 2点リードの7回から2番手の伊藤が3者連続の空振り三振劇を披露した。下位打線だったとはいえ、パ・リーグ首位・楽天相手に圧巻の投球を見せつけて竜党を沸かせた。

 「『この球で三振を取る』って思って3つ取れたので良かったと思う」

 狙いが見事にはまった。先頭の島内には136キロのフォークを落としてバットを振らせると、代打・伊志嶺には高めの128キロスライダーで三振。締めくくりは代打・アマダーを外角低めに逃げる131キロスライダーでバットに空を切らせた。

 今季、すべての試合で得点を挙げてきた楽天のスコアボードに初めてゼロを並べた4投手リレー。先発からバトンを受けることが多い伊藤は勝ちパターンのリリーバーとして存在感を見せてきた。5月2日に今季初めて1軍昇格を果たして以降、7回頭からの登板はこの日で4度目、チームも3勝1敗と好成績を残している。「後ろの投手につながないといけない。それまで野手や投手がつくってきたゲームを壊してしまう。(先発とは)気持ちの面では違うと思いますね」。真っさらなマウンドとは異なる緊張感とも戦いながら、9年目のイケメン右腕が輝きを増してきている。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201706/CK2017060502000097.html  


Posted by 後援会事務局 at 15:47
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