2017年07月13日
小笠原、直近2戦合計17失点
小笠原、直近2戦合計17失点
2017年7月9日 紙面から

中日-DeNA 6回表2死満塁、倉本に中前2点適時打を浴びぼう然の小笠原(中)=ナゴヤドームで(布藤哲矢撮影)
完敗。ホームゲーム10連勝はならず-。中日は8日のDeNA戦(ナゴヤドーム)を0-9で落とし、4月28日(阪神戦)以来となる完封負け。6回途中で降板した先発・小笠原慎之介投手(19)は9安打を許し、前回の広島戦の8失点を上回る自己ワーストの9失点を喫して4敗目(2勝)。チームは5年連続となる球宴前の借金ターンが決まった。
その顔は放心状態に近かった。5イニング2/3に121球を費やして9安打、自己ワーストを更新する9失点と再炎上。交代を告げられた小笠原はベンチに引き揚げると、ふがいなさに腹が立ったのか、グラブをたたきつけた。
「立ち上がりが良くても、打たれたら終わりですから」
前回登板だった1日の広島戦(マツダスタジアム)で自己最悪の1試合4被弾に8失点。悪夢を吹っ切ったように序盤は直球が走った。1回に先頭の桑原をこの日最速の149キロで打ち取った。内角を突き、2回までは気持ちの強さを見せた。
ただ、変化球でストライクが取れない。打順が2回り目を迎えた3回1死。潮目が変わってきた。桑原、田中浩、筒香に直球を狙われる3連打で2点を失った。同じ打者に打たれたのも自らを苦しめた。桑原には5回にソロを浴び、田中浩にも6回に適時打。6回2死一、二塁には梶谷との勝負を避けて迎えた井納にも三塁内野安打を許した。女房役の木下拓も「アウトを取らなきゃいけないところ」と悔やんだ。6回に自己最多の1イニング6失点を喫した小笠原は「粘れませんでした…」と言葉を絞り出した。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017070902000096.html
2017年7月9日 紙面から

中日-DeNA 6回表2死満塁、倉本に中前2点適時打を浴びぼう然の小笠原(中)=ナゴヤドームで(布藤哲矢撮影)
完敗。ホームゲーム10連勝はならず-。中日は8日のDeNA戦(ナゴヤドーム)を0-9で落とし、4月28日(阪神戦)以来となる完封負け。6回途中で降板した先発・小笠原慎之介投手(19)は9安打を許し、前回の広島戦の8失点を上回る自己ワーストの9失点を喫して4敗目(2勝)。チームは5年連続となる球宴前の借金ターンが決まった。
その顔は放心状態に近かった。5イニング2/3に121球を費やして9安打、自己ワーストを更新する9失点と再炎上。交代を告げられた小笠原はベンチに引き揚げると、ふがいなさに腹が立ったのか、グラブをたたきつけた。
「立ち上がりが良くても、打たれたら終わりですから」
前回登板だった1日の広島戦(マツダスタジアム)で自己最悪の1試合4被弾に8失点。悪夢を吹っ切ったように序盤は直球が走った。1回に先頭の桑原をこの日最速の149キロで打ち取った。内角を突き、2回までは気持ちの強さを見せた。
ただ、変化球でストライクが取れない。打順が2回り目を迎えた3回1死。潮目が変わってきた。桑原、田中浩、筒香に直球を狙われる3連打で2点を失った。同じ打者に打たれたのも自らを苦しめた。桑原には5回にソロを浴び、田中浩にも6回に適時打。6回2死一、二塁には梶谷との勝負を避けて迎えた井納にも三塁内野安打を許した。女房役の木下拓も「アウトを取らなきゃいけないところ」と悔やんだ。6回に自己最多の1イニング6失点を喫した小笠原は「粘れませんでした…」と言葉を絞り出した。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017070902000096.html