2017年07月05日
柳、また白星消えた
柳、また白星消えた
2017年7月3日 紙面から

広島-中日 7回裏2死二塁、磯村に左越え2ランを浴びがっくりの柳(布藤哲矢撮影)=マツダスタジアムで
2日の広島戦(マツダスタジアム)、中日は1回に集中打で3点を先制しながら、先発した柳裕也投手(23)が4回にソロ、7回に2ランを浴び、続く8回には1死一、三塁でマウンドに上がった又吉が3ランを打たれ、4-6で逆転負け。これで今季、マツダスタジアムでは6戦6敗。自力Vもこの日、消滅した。
白星がこぼれ落ちたのには、理由がある。「甘さが出ました」。柳が猛省したのは7回2死二塁。打球が左翼席に飛び込むと、思わず膝に手を突いてうなだれた。1点差に迫られて降板。生じた傷口は8回に致命傷となり、2試合連続で勝ち投手の権利を得ながら女神から見放された。
伏兵中の伏兵から浴びたプロ1号2ランだった。途中出場の磯村は今季3試合目。通算打率1割5分8厘の7年目捕手に、ストライクを取りにいったカットボールがど真ん中に入った。無死一塁から前日3連発のエルドレッドと安部を抑え、勝利がちらつきはしなかったか-。「技術もメンタルも、全部足りない」と自らを責める。
さらにさかのぼれば、この回の先頭に四球を与えたのが始まりでもあった。明らかに球が浮き始め、疲れの色は鮮明に。最後のひと踏ん張りができず「こんな投球をしていたら勝てない」。5度の先発で喫した16失点のうち、6回以降が10失点。「反省しながらやっていかないといけない」
12球団トップの得点力を誇るコイ打線。中盤までは奮闘していただけに、余計にやるせない。丸にソロは浴びたものの、4回まで2安打。5回1死一、三塁でも、代打の新井をカットボールで、最後は田中を覚えたてのツーシームでそれぞれ空振り三振に。窮地をしのいで、激しくほえた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017070302000100.html
2017年7月3日 紙面から

広島-中日 7回裏2死二塁、磯村に左越え2ランを浴びがっくりの柳(布藤哲矢撮影)=マツダスタジアムで
2日の広島戦(マツダスタジアム)、中日は1回に集中打で3点を先制しながら、先発した柳裕也投手(23)が4回にソロ、7回に2ランを浴び、続く8回には1死一、三塁でマウンドに上がった又吉が3ランを打たれ、4-6で逆転負け。これで今季、マツダスタジアムでは6戦6敗。自力Vもこの日、消滅した。
白星がこぼれ落ちたのには、理由がある。「甘さが出ました」。柳が猛省したのは7回2死二塁。打球が左翼席に飛び込むと、思わず膝に手を突いてうなだれた。1点差に迫られて降板。生じた傷口は8回に致命傷となり、2試合連続で勝ち投手の権利を得ながら女神から見放された。
伏兵中の伏兵から浴びたプロ1号2ランだった。途中出場の磯村は今季3試合目。通算打率1割5分8厘の7年目捕手に、ストライクを取りにいったカットボールがど真ん中に入った。無死一塁から前日3連発のエルドレッドと安部を抑え、勝利がちらつきはしなかったか-。「技術もメンタルも、全部足りない」と自らを責める。
さらにさかのぼれば、この回の先頭に四球を与えたのが始まりでもあった。明らかに球が浮き始め、疲れの色は鮮明に。最後のひと踏ん張りができず「こんな投球をしていたら勝てない」。5度の先発で喫した16失点のうち、6回以降が10失点。「反省しながらやっていかないといけない」
12球団トップの得点力を誇るコイ打線。中盤までは奮闘していただけに、余計にやるせない。丸にソロは浴びたものの、4回まで2安打。5回1死一、三塁でも、代打の新井をカットボールで、最後は田中を覚えたてのツーシームでそれぞれ空振り三振に。窮地をしのいで、激しくほえた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017070302000100.html