2016年12月01日
森監督「不言実行」
森監督「不言実行」
2016年11月23日 紙面から

テーブルにつく落合GM(左)と森監督(篠原麻希撮影)
森監督が不言実行での巻き返しを宣言した。2日前に中米視察から帰国し、この日は球団納会前にコーチ陣とミーティング。そして球団納会の冒頭で白井オーナー、佐々木球団社長に続き壇上に立った。「負けたチーム、最下位のチームが何を言っても始まらない。見てて下さい。これほど悔しい思いをした選手はやってくれると信じてます。私も何か動かします。そうでなかったらこの場にはいません。覚悟はできています。やるだけのことはやります」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016112302000105.html
2016年12月01日
野村、“岩貞ロード”手本に3年目の飛躍
野村、“岩貞ロード”手本に3年目の飛躍
2016年11月23日 紙面から

848万円で契約更改を終えて、記者の質問に答える野村=名古屋市中区の球団事務所で(金田好弘撮影)
中日・野村亮介投手(23)と、鈴木翔太投手(21)が22日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、野村は848万円、鈴木は450万円とともに25%減でサインした。今季1軍登板なしの“ドラ1コンビ”は25日に開幕する「2016アジアウインターベースボールリーグ」のNPBウエスタン選抜メンバー。台湾の地で飛躍を遂げ背水の陣で臨む来季は、開幕1軍入りをアピールすることを誓った。(金額は推定)
このままでは竜のエース番号とされる背番号20が泣く。入団してから2年間、まったくと言っていいほどチームに貢献できていない。悩み、苦しんだ日々…。野村が「やっとつかみかけた」という感覚を説明した。
「秋季キャンプで体重移動をうまくできるようになったのと、上体を上に向けずに地面と平行に動かせるようになりました。それまでは、どうしたらフォームが良くなるのか分かっていない部分がありました。友利コーチや朝倉コーチの指導で、ようやく自分のボールを投げられるようになってきたと思います」
昨季1軍登板3試合で今季はなし。そんな右腕が何を言っても、どう言葉を紡いでも、現状では誰からも認められない。結果を残して、初めて周囲の評価を変えられるプロの世界。だからこそ、25日から台湾で行われるウインターリーグで好成績を収めたい。
模範になる投手がいる。阪神の岩貞だ。1年目は登板6試合、2年目は5試合だった。だが、昨季の台湾ウインターリーグで5試合登板し、2勝無敗で防御率0・53。MVPに輝き、3年目の今季10勝9敗、防御率2・90とブレークした。境遇は同じ。ドラフト1位入団で2年間の低迷…。野村にとって最高のお手本が“岩貞ロード”だ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016112302000107.html
2016年12月01日
鈴木、広がりすぎた歩幅…フォーム修正手応え
鈴木、広がりすぎた歩幅…フォーム修正手応え
2016年11月23日 紙面から

450万円でサインした鈴木=名古屋市中区の球団事務所で(金田好弘撮影)
450万円…。入団から3年で、年俸は下がるところまで下がった。ルーキーイヤーに1軍登板は5試合、昨季は2試合、今季は登板なし。そんな殻を破りきれない鈴木が、夏場からフォーム修正に取り組んでいたことを明かした。(金額は推定)
「プロに入って、ボールを前で放したいと思っているうちに、どんどん歩幅が広くなっていきました。そうするうちに、ボールの力もなくなって…。元に戻して、ようやくいいボールがいくようになりました」
3年前、軸足の右足と踏み出す左足の歩幅は6歩半。それが少しずつ広がっていった。「上から投げ下ろすイメージがなくなっていました」。夏場にビデオで確認。投球フォームを見ると、7歩半だった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016112302000108.html
2016年12月01日
石垣、仮契約「ガッキーと呼んで」
石垣、仮契約「ガッキーと呼んで」
2016年11月23日 紙面から

仮契約を終え笑顔を見せる(左から)山本スカウト、弟憧汰君、母千賀さん、石垣雅海、父学さん、中田スカウト部長=山形県酒田市で(武藤健一撮影)
中日は22日、ドラフト3位で指名した酒田南高・石垣雅海内野手(18)と山形県酒田市内で入団交渉を行い、契約金5000万円、年俸540万円で仮契約した。同5位指名の東邦高・藤嶋健人投手(18)のニックネーム「ふじっしー」に対抗して「ガッキー」でファンにアピールする決意を見せた。(金額は推定)
ひそかに“ライバル心”を燃やしていたのは、同じ高校生として中日に指名された「ふじっしー」こと、藤嶋だった。石垣はネットのニュースでニックネームをアピールした藤嶋を知り、対抗心が芽生えた。「自分は『ガッキー』って呼んで欲しいです」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016112302000109.html