2016年11月12日
遠藤「豪華な食卓にしたい」
遠藤「豪華な食卓にしたい」
2016年11月12日 紙面から

明るい表情を見せる遠藤=中日ドラゴンズ屋内練習場で(金田好弘撮影)
300万円ダウンにもめげず、遠藤が会見で爆笑をさらった。「家に帰ったら、もうひとつの契約更改が待ってます…」とポツリ。7月に一般女性とゴールインした新婚ホヤホヤで「お小遣いは大幅ダウンですね。今朝、ゴミ出しをして機嫌をとったんですけど」と苦笑した。(金額は推定)
夫の稼ぎは、パワーの源である愛妻の手料理にも反映されるようで「今夜は卵かけご飯ですね(笑)。活躍して豪華なメシが食えるように」と来季に向け、珍目標を設定。1軍舞台で躍動したあかつきには「まずはローストビーフ。あとはキャビア、フォアグラ…3大珍味は欠かせませんね」と期待した。
もちろん、すべてはグラウンドで結果を出してこそ。今季は「3番・遊撃」で開幕スタメンを勝ち取りながら、終わってみれば27試合出場で打率1割8分、3打点。「自分の実力不足だったということです」と素直に受け止める。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111202000113.html
2016年11月12日
直倫、1500万円増3300万円ニッコリ更改
直倫、1500万円増3300万円ニッコリ更改
2016年11月11日 紙面から

ケース打撃で併殺を決める遊撃手堂上=ナゴヤ球場で(谷沢昇司撮影)
中日・堂上直倫内野手(28)が10日、契約更改交渉を行い1500万円増の3300万円でサインした。プロ10年目で初めて規定打席に到達した背番号63は、レギュラーとして遊撃ポジションに君臨し続けることを宣言。ゴールデングラブ賞の獲得にも意欲を示した。また、この日は来季の日程も発表され、中日は3月31日からの開幕カードは敵地の東京ドームで巨人と戦うことが決定。福田永将内野手(28)は巨倒へ意気込んだ。(金額は推定)
堂上にはやっぱり笑顔が似合う。今季は131試合出場で456打数116安打、6本塁打、打率2割5分4厘。遊撃に定着し、初めて規定打席に到達。1500万円増の3300万円となれば、自然と頬も緩む。
「スッキリ、気持ち良くサインしました。やっと、(球団側と)しっかり話をできました。『守備でも安定感があった』と評価していただきました」
険しく、苦しい道のりだった。中日、阪神、巨人の3球団競合でドラ1入団。なのに、芽が出ない。同学年では巨人・坂本らが頭角を現した。田中(元楽天、現ヤンキース)や前田(元広島、現ドジャース)は最多勝を獲得し、海を渡った。甲子園をわかせた世代のスーパースターはいつしかベンチ要員になった。
2014年オフには背番号1も剥奪された。背負ったのは、この年限りで竜から戦力外通告された兄・剛裕(現巨人)の「63」。「兄貴の分まで」と覚悟を決めた。
地道に力を蓄えてきた。4月上旬、遠藤に代わり遊撃に定着。打撃についても「下半身の使い方がちょっとできてきた。もう一段階勉強して、自分のものになるようにしたい」と語る。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111102000113.html
2016年11月12日
福田大歓迎 3・31開幕 東京Dで巨人戦
福田大歓迎 3・31開幕 東京Dで巨人戦
2016年11月11日 紙面から
“東京ドーム大好き男”が大暴れする。この日、開幕戦が3月31日の巨人戦(東京ドーム)と発表された。福田はナゴヤ球場での練習を終えると、4カ月半後に控えた宿敵との一戦へ思いを巡らせた。
「東京ドームはボールが見やすいです。それに、ボクの中では『巨人を倒さなきゃいけない。倒したい』というのがあります。今は時代が違うかもしれませんが、自分の中では巨人を倒したい思いが強いです」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111102000210.html
2016年11月12日
竜、DeNA・山口獲り参戦も
竜、DeNA・山口獲り参戦も
2016年11月11日 紙面から

FA宣言をしたDeNAの山口
プロ野球のフリーエージェント(FA)宣言選手が10日、公示され、88選手の有資格者のうち、オリックスの糸井嘉男外野手(35)や日本ハムの陽岱鋼外野手(29)ら6選手が権利を行使した。11日から契約交渉が可能となる。
国内移籍のみ可能な国内FAを行使したのは4選手。糸井は阪神と11日に交渉を行い、陽岱鋼は楽天が獲得に乗り出す見通し。DeNAの山口俊投手(29)、ソフトバンクの森福允彦投手(30)も移籍を視野に入れており、11日にも巨人と交渉を行うとみられる。
国外球団とも交渉できる海外FAを行使したのは西武の岸孝之投手(31)と栗山巧外野手(33)。岸は11日に出身地の宮城県を本拠とする楽天と交渉する。栗山は残留が決まったと西武から発表された。
DeNAからフリーエージェント(FA)宣言した山口俊投手(29)の獲得に中日が乗り出す可能性が10日、浮上した。FA宣言選手が公示されたこの日、西山球団代表が今オフのFA補強について「(獲得に)いくともいかないとも言いません。ウチが必要と思う戦力と判断すればいきます」と発言。具体的な明言こそ避けたが、最も獲得に動く可能性が高いのは山口だ。
山口は今季11勝5敗でDeNAを11年ぶりのAクラスに導いた主戦格。完投能力のある先発投手は中日の補強ポイントと合致する。ただ、山口には巨人が交渉に乗り出すことが確実で、中日が獲得に乗り出したとしても争奪戦になる。巨人とのマネーゲームになれば分は悪いかもしれないが、契約年数や環境面、誠意などで訴えていくことになる。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111102000112.html
2016年11月12日
又吉、仮想筒香で投球練習
又吉、仮想筒香で投球練習
2016年11月11日 紙面から

ブルペンで笑顔を見せる又吉。「週ごとによくなっている」と手応え十分=北谷球場で(小沢徹撮影)
仮想筒香で苦手DeNA斬りだ! 若手の精鋭たちによる投手陣の沖縄キャンプで、中日の又吉克樹投手(26)が10日、ブルペンで苦手とするDeNA打線をイメージした投球練習を行った。打席に立たせたスタッフをセ・リーグ2冠王の筒香や、本塁打リーグ3位のロペスらに見立てて投球。先発転向を視野に入れた背番号16が、最も打ち込まれたハマ打線を封じるための対策に乗り出している。
ブルペンに入って40球ほど投げ込んでからだった。又吉が鈴木スコアラーを呼び、左打席に入ってもらう。「バッター筒香で」。今季、本塁打&打点の2冠を獲得した強打者をイメージする。球種とコースも宣言し、ボールカウントも数えていく。狙い通りのコースに決まると「今のは絶対振る」とうなずいた。続けて右打者のロペスも想定。113球のうち、約70球が打者を想定した「実戦モード」だった。
「漠然とやるよりはイメージを持ってやることによって、投げていいボールとダメなボールが分かってくる。意識付けとしてやっています」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111102000111.html
2016年11月12日
土井コーチ、進塁打ができない若手に“怒”
土井コーチ、進塁打ができない若手に“怒”
2016年11月11日 紙面から

進塁打が打てなかった石川(左)に「自己犠牲の気持ちが足らない」と注意する土井打撃コーチ=ナゴヤ球場で(谷沢昇司撮影)
中日・土井正博新打撃コーチ(72)が10日、若手野手にカミナリを落とした。ナゴヤ球場での秋季キャンプ第3クール3日目は状況に応じた打撃をするケース打撃が行われたが、なかなか進塁打ができない若手を一喝。小技の徹底が目的の今キャンプで厳しい一面を見せた。
普段は柔和な名伯楽が鬼になった。一塁ベース付近で仁王立ちすると、失敗する若手に「自己犠牲が足りない!」と声を荒らげていた。小技の徹底に向けて、土井新打撃コーチがカミナリを落とし続けたのだ。
「フォア・ザ・チームの意識が必要だからね。自分を殺してでも先の塁に進めないといけない。やればできるのに何度もできなければ、厳しい言葉で言っていくよ」
今キャンプで初めて行われたのが、打撃投手が投手役を務めるケース打撃。打者、走者、守備陣が状況に応じて練習するメニューだが、土井コーチの要望によって実施されたのが『バント失敗で追い込まれた状態での進塁打』だった。設定されたのは、無死二塁からバントファウルや空振りなどで2ストライクと追い込まれた場面。そこからどう走者を進めるのか。今キャンプで小技の習得を目標に掲げる新コーチによる『中間テスト』だったが、なかなか若手が期待に応えられない。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111102000110.html
2016年11月12日
福田、コンビで50発「VF砲」
福田、コンビで50発「VF砲」
2016年11月10日 紙面から

契約更改交渉を終え、会見する福田=中日ドラゴンズ屋内練習場で(黒田淳一撮影)
今季10本塁打で初の2桁本塁打をマークした中日・福田永将内野手(28)が9日、名古屋市内で契約更改交渉に臨み、750万円アップの2250万円でサインした。シーズン途中からスタメン出場を続けて、覚醒の予感を漂わせた和製長距離砲は来季のレギュラー奪取を宣言。ビシエドとの「VF砲」で竜の逆襲に貢献することを誓った。(金額は推定)
会見する福田は無表情のままだった。何をしゃべるのにも、笑顔はない。確かに、初の2桁本塁打をマークして年俸も750万円アップを手にした。ただ、目指す数字はこんなもんじゃない。だから、白い歯は見せなかった。
「上がったのは上がったんですけれど、これぐらいのことで笑ってはいられません。試合に出続けることで、見えてくるものも変わりました」
昨季までは活躍しても伏兵扱い。それが、今季は89試合出場で270打数72安打、37打点、10本塁打で打率2割6分7厘。右手有鉤(ゆうこう)骨骨折の高橋や左足首痛のビシエド、左肘痛のナニータらレギュラーの離脱に乗じて最多74試合にスタメン出場した。試合数をはじめ、打席数306も本塁打も打点も、自己最高となった。
「昨季まではチームの勝敗にいまいちピンとこなかった。試合に出続けると、勝ち負けに対する感情が強くなります。だから、勝ちたい。レギュラーになって、勝って笑いたいです」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111002000113.html
2016年11月12日
田島、来季キーワード「継続」
田島、来季キーワード「継続」
2016年11月10日 紙面から

目標はレジェンド・岩瀬(右)だ!!=鳥取市のワールドウィングで(佐伯友章撮影)
今季途中から抑えに定着した中日の田島慎二投手(26)が9日、鳥取市のトレーニング研究施設「ワールドウィング」で練習を再開し、入団6年目の来季は「継続」をキーワードにする考えを明かした。3年連続で好結果を残し、目標とする岩瀬仁紀投手(42)に少しでも近づくことを目指す。7日から鳥取入りしている岩瀬は、完全復活へ向け順調な調整ぶりを示した。
最下位だった今季の戦いは、すでに過去の話。8日にチーム一番乗りで契約更改を済ませた田島の目は、もう来季しか見ていなかった。
「契約書にサインしたし、スッキリといえばスッキリした気持ち。秋季練習でやったことをパーにしないように体を追い込み、一年間を戦い抜けるようにやっていきたい」
昨季、今季ともシーズン途中にセットアッパーから抑え役を任された。昨季は64試合に投げ9セーブ、16ホールドで今季は59試合に投げ17セーブ、18ホールド。2年連続の好成績は自信になったが、今までは見えなかったものも見えてきた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111002000111.html
2016年11月12日
亀沢、プレー&盛り上げ役の二刀流
亀沢、プレー&盛り上げ役の二刀流
2016年11月10日 紙面から

「サインはしてません、うそです」と明るい表情で会見する亀沢=中日ドラゴンズ屋内練習場で(黒田淳一撮影)
プレー以外からも目を離すな-。中日・亀沢恭平内野手(28)が来季、ナゴヤドームをドッと沸かす。この日の契約交渉では200万円減の1800万円で更改。竜の変革に向け「パフォーマンスでも引っ張っていきたい。来年は爆発します」と宣言した。(金額は推定)
中日加入1年目の昨季の約半数となる59試合出場だった今季。盛り上げ役としての働きも不完全燃焼だった。「何でやらないの?」とファンレターで伝えられたり街で声を掛けられたりし、あらためて自らの役目を再確認。「若いやつらも巻き添えにします」と理想はベンチ全員だ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111002000109.html
2016年11月12日
岩瀬、監督交代で心機一転「このままでは終われない」
岩瀬、監督交代で心機一転「このままでは終われない」
2016年11月10日 紙面から

キャッチボールで汗を流す岩瀬
7日から鳥取でトレーニングを続けている岩瀬は、「昨年は投げられるかどうか分からない状況だったのに、ことしはどれだけ投げられるかとなっている。変わった部分を良くすることができれば」と完全復活へ向けた手応えを口にした。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111002000110.html