2016年11月12日
又吉、仮想筒香で投球練習
又吉、仮想筒香で投球練習
2016年11月11日 紙面から

ブルペンで笑顔を見せる又吉。「週ごとによくなっている」と手応え十分=北谷球場で(小沢徹撮影)
仮想筒香で苦手DeNA斬りだ! 若手の精鋭たちによる投手陣の沖縄キャンプで、中日の又吉克樹投手(26)が10日、ブルペンで苦手とするDeNA打線をイメージした投球練習を行った。打席に立たせたスタッフをセ・リーグ2冠王の筒香や、本塁打リーグ3位のロペスらに見立てて投球。先発転向を視野に入れた背番号16が、最も打ち込まれたハマ打線を封じるための対策に乗り出している。
ブルペンに入って40球ほど投げ込んでからだった。又吉が鈴木スコアラーを呼び、左打席に入ってもらう。「バッター筒香で」。今季、本塁打&打点の2冠を獲得した強打者をイメージする。球種とコースも宣言し、ボールカウントも数えていく。狙い通りのコースに決まると「今のは絶対振る」とうなずいた。続けて右打者のロペスも想定。113球のうち、約70球が打者を想定した「実戦モード」だった。
「漠然とやるよりはイメージを持ってやることによって、投げていいボールとダメなボールが分かってくる。意識付けとしてやっています」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111102000111.html