2017年08月20日
吉見、ハマスタで10年ぶりに負けた
吉見、ハマスタで10年ぶりに負けた
2017年8月4日 紙面から

DeNA-中日 6回裏1死、吉見は梶谷に中越え三塁打を打たれ天を仰ぐ=横浜スタジアムで(篠原麻希撮影)
吉見が10年ぶりにハマスタで黒星を喫した。2007年4月30日に敗れてから7連勝中。ただこの日は勝利の女神がほほ笑むことはなかった。「先に点をとってもらったのにすぐに点を取られて、粘れなかった」。吉見にとって、どこで辛酸をなめようが関係ない。ただ、勝てなかったことだけが悔やまれる。
福田の2ランで先制点をもらった直後の2回だった。1死三塁から戸柱に右前適時打で1点を返されると、その後2死一、二塁から倉本はレフトへ平凡な飛球。しかし、左翼・松井佑が照明で打球を一瞬見失い、適時打に。これで同点に追いつかれると、3回にはロペスにシュートを完璧に振り抜かれ、左翼席上段へ運ばれた。
4回にプレートの位置を一塁ベース側に移動し、その後は「0」を並べたが、7回に代打を送られ降板。「ズルズルいかなかったことだけはよかったけど…」。6イニング、10安打、4失点。ハマスタで4失点は自己ワーストだった。友利投手コーチは「コースが固まりすぎて窮屈になってしまっていた。もっとベースを広く使っても良い」と指摘。全体的に外角中心の投球に偏り踏み込まれる…。今月はまだDeNA戦が6試合あり、投球パターンを変える必要性を説いた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201708/CK2017080402000102.html