2017年08月01日
小笠原、収穫と課題
小笠原、収穫と課題
2017年7月23日 紙面から

広島-中日 7回裏2死一、二塁、安部に右前適時打を浴びる小笠原=マツダスタジアムで(伊藤遼撮影)
結果はとても満足いくものではない。だが確かな収穫を得たマウンドだった。3点ビハインドの7回。4番手で小笠原がマウンドに向かう。「いろんな人からラストチャンスだと言われていた。必死で投げただけ」
5月6日の巨人戦(ナゴヤドーム)以来となる中継ぎのマウンド。先のことは考えず、全力で腕を振った。先頭の丸に対して、フルカウントから投じた149キロの直球で左飛に。続く鈴木にはカウント1ボール2ストライクから148キロの直球でファウルを打たせ、最後は114キロのカーブ。緩急自在の投球で広島の4番のバットをピクリともさせず、見逃し三振に仕留めた。
課題も出た。2死から松山に四球。さらに、新井、安部の連打を許し1点を献上。19歳の左腕が反省の言葉を口にした。「四球がもったいなかったし、安部さんに打たれたスライダーもボール球でよかった」。ただ、続く2死一、三塁のピンチで会沢を空振り三振。1イニング2安打1失点の内容に「特別いいわけでも悪いわけでもなかった」と振り返った。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017072302000090.html
2017年7月23日 紙面から

広島-中日 7回裏2死一、二塁、安部に右前適時打を浴びる小笠原=マツダスタジアムで(伊藤遼撮影)
結果はとても満足いくものではない。だが確かな収穫を得たマウンドだった。3点ビハインドの7回。4番手で小笠原がマウンドに向かう。「いろんな人からラストチャンスだと言われていた。必死で投げただけ」
5月6日の巨人戦(ナゴヤドーム)以来となる中継ぎのマウンド。先のことは考えず、全力で腕を振った。先頭の丸に対して、フルカウントから投じた149キロの直球で左飛に。続く鈴木にはカウント1ボール2ストライクから148キロの直球でファウルを打たせ、最後は114キロのカーブ。緩急自在の投球で広島の4番のバットをピクリともさせず、見逃し三振に仕留めた。
課題も出た。2死から松山に四球。さらに、新井、安部の連打を許し1点を献上。19歳の左腕が反省の言葉を口にした。「四球がもったいなかったし、安部さんに打たれたスライダーもボール球でよかった」。ただ、続く2死一、三塁のピンチで会沢を空振り三振。1イニング2安打1失点の内容に「特別いいわけでも悪いわけでもなかった」と振り返った。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017072302000090.html