2018年01月10日
仙さん追悼試合 3・3ナゴヤドーム 異例の3球団合同「さよならシリーズ」
仙さん追悼試合 3・3ナゴヤドーム 異例の3球団合同「さよならシリーズ」
2018年1月10日 紙面から

竜のエースナンバー「20」を背負い、優勝投手となった星野仙一=1974年10月12日、中日球場で
闘将を追悼する「さよならシリーズ」が異例の3球団主催で行われる見通しとなった。中日は9日、膵臓(すいぞう)がんのため4日に70歳で他界した星野仙一さんの追悼試合をナゴヤドームで行われる3月3日の楽天戦で開催することを発表した。阪神も同日、3月10日の中日戦(甲子園)を追悼試合とすることを決定。楽天も調整中とみられ、星野さんが指揮官として優勝に導いた3球団がそれぞれ追悼試合を主催する見通しだ。
偉大な足跡を残した闘将の存在が、球団の垣根を越えた異例の「追悼シリーズ」を実現させる。中日、楽天、阪神の3球団がそれぞれ主催する3月のオープン戦で星野さんの追悼試合を行うことになりそうだ。
皮切りとなる見通しなのが、ナゴヤドームで3月3日に開催される中日-楽天だ。球団旗を半旗に掲げ、両チームが喪章を着用。試合前に黙とうをささげる。また、来場者用の献花台を設置するほか、星野さんの現役、監督時代の映像を「106ビジョン」で流す。
さらに、ドーム内の展示スペース「ドラゴンズワールド」では星野さんをしのぶ写真展の検討を開始。同日は、夜に行われる侍ジャパンの強化試合(オーストラリア戦)でも引き続き献花台を置く方向で調整する。球団では「12球団すべてのファンも集まる日なので、星野さんに哀悼の意をささげるのに、これ以上のタイミングはないと思う」と説明した。
星野さんの急逝が発表された後、名古屋市中区の球団事務所には献花台の設置を求めるファンの声が多く寄せられていたという。ファンの声を受けるかたちで、球団も検討に入り、15日から始まる選手会合同自主トレに合わせ、ナゴヤ球場に献花台を設置する方向という。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018011002000107.html
2018年01月10日
1位・鈴木博志、前倒し調整でマジ投げ 好調!キャンプ前に「捕手座らせたい」
1位・鈴木博志、前倒し調整でマジ投げ 好調!キャンプ前に「捕手座らせたい」
2018年1月10日 紙面から

新調したグラブで練習に臨む鈴木博=ナゴヤ球場で(中森麻未撮影)
中日ドラフト1位の鈴木博志投手(20)=ヤマハ=が9日、ナゴヤ球場で休日を返上してトレーニングをした。さらにこれまで控えめだった捕手を座らせての投球練習について選手会合同自主トレ中に行う考えを明かした。スローペース計画から一転、前倒し調整で沖縄キャンプから1軍切符をつかみにいく。
足が自然とナゴヤ球場に向かっていく。この日、健康診断や区役所での手続きなどのため、新人合同自主トレは休み。繁華街に繰り出したり、寮でのんびりしてもいい自分の時間。だが、鈴木博の姿は球場にあった。
「体は休まず動かしておきたかったんで。自分のペースで投げたり走ったりできたので、よかったです」と鈴木博。軽いランニングや遠投などで体を動かした。
またこの日は契約する用具メーカーのミズノに新しく発注したグラブも初めて使用した。通常のものより一回り小さい楽天・岸と同じモデル。「左手を胸に強く引きつける僕にはちょうどいい大きさ。軽くて小回りがきくので、ぶれることが多い体の回転軸が安定すると思う」と手応えを口にした。
入寮してまだ4日。だが近づいてくる春季キャンプの足音はしっかり耳に入っている。これまでは「キャンプ前は立ち投げ程度で投げられればいい」と控えめだったブルペン入りについても「キャッチボールの手応えはいい。沖縄に行く前に(ブルペン入りして)捕手を座らせたい。7、8割の力で投げられるようにしておきたいです」と上方修正。自分のボールを首脳陣にアピールするつもりだ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018011002000106.html
2018年01月10日
平田、打撃フォーム改造 専門家がスマホで動作解析
平田、打撃フォーム改造 専門家がスマホで動作解析
2018年1月10日 紙面から

スマートフォンで平田のバッティングを撮影し、動作解析を行うアプリ=トヨタスポーツセンターで(小沢徹撮影)
中日の平田良介外野手(29)が9日、愛知県豊田市内で行っている自主トレを公開した。自主トレには野球専門に動作解析のサポートをするベースボールワン社のスタッフとトレーナーが同行。最新の技術と知識を駆使し、打撃フォームを改造していることを明かした。具体的に言うと、平田の打撃フォームをスマホで撮影。それを専門スタッフがスマホ上で解析し、わかりやすく平田に提示する。効果は今年初の屋外フリー打撃で出た。慣らし運転の段階だが、「バットが出やすくなった。かなりの手応えを感じる」と平田の笑い声がはじけた。
昨年痛めた右膝の負担を減らすため、ベースボールワン社の阿部将大トレーナー(24)の指導を受け、股関節と足首周辺を柔らかくしようと練習を重ねている。ヨガにブラジリアン体操も取り入れ、「自主トレ5日目だけど、膝に反動が来ていない」と狙い通りの成果が出ていた。
股関節の可動域が広がり、打撃フォームも改造できた。骨盤の動きが滑らかになり、スイングの際に頭の上下動が減った。そしてきれいに軸回転できるようになった。同社の好永貴雄さん(30)に動作解析してもらい修正を重ね、完成へと近づきつつある。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018011002000105.html
2018年01月10日
柳、ケガなくて“ヨガった”と言える年に ホットヨガで体の内側鍛錬
柳、ケガなくて“ヨガった”と言える年に ホットヨガで体の内側鍛錬
2018年1月10日 紙面から
中日・柳裕也投手(23)が9日、ノーモアけがへ、ホットヨガに取り組んでいることを明かした。新たな試みで1年間故障なく投げ抜く足掛かりにする。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018011002000104.html