2017年02月16日
アラウホ、2度目のブルペンで38球
アラウホ、2度目のブルペンで38球
2017年2月4日 紙面から

森監督(後列(左))と杉下臨時コーチ(同(中))が見守る中、ブルペンで投げるアラウホ=北谷球場で(金田好弘撮影)
中日の新外国人エルビス・アラウホ投手(25)が3日、2度目のブルペンに入って38球を投げた。「ヒガンテ(スペイン語で巨人の意味)」の愛称を持つ身長200センチから自慢のスライダーが光った。
高低差&キレを備えた絶品ボールだ。28球目のスライダー。ナゴヤドームのマウンドが高さ10インチ(25・4センチ)、左手の最高到達点を踏まえれば、落差は3メートルといったところか。急降下しながら打者の近くで曲がる。初めて受けた松井雅もミットに収められなかった。
「真っすぐの次に自信があるよ。(大リーグでも)カウントを整えられるし、三振も取れる。場面で使い分けていた。バッターも打ちにくいだろう。前回のブルペンよりもよかったね」。メジャー経験もあるベネズエラ人左腕は自信をみなぎらせた。受けた松井雅も「角度があるし、軌道が難しい。初めて対戦するバッターは打ちにくい」と振り返った。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201702/CK2017020402000108.html