2017年08月27日
直倫&松井雅、大瀬良攻略!驚異の7・8番
直倫&松井雅、大瀬良攻略!驚異の7・8番
2017年8月10日 紙面から

中日-広島 5回裏無死、堂上が左前打を放つ=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)
下位が頼もしい。クリーンアップから快音が聞かれなくても、得点につながる安心感があった。3試合連続で先発出場した堂上と、4試合連続のスタメンとなった松井雅の「7、8番コンビ」が勝利を呼び込む起爆剤となった。
最大の見せ場は2点リードの6回だった。2死一塁で、5球連続ファウルで粘った堂上が大瀬良の直球を中前にはじき返した。「あれ(粘ること)が自分の持ち味だと思うので、続けていければ」。直前の打席も左前打で5月9日のDeNA戦(岐阜)以来、3カ月ぶりとなる今季3度目のマルチ安打をマークした。
今季は遊撃の定位置を京田に奪われた。打席に立つ回数も減り、感覚も鈍った。「打撃が分からなくなってきているんですよね」。冗談交じりに話したものの、試合前練習では試行錯誤の日々だ。ティー打撃では、一度左足だけに体重を乗せた後、右足に体重移動させてバットを振るなど「いろいろやっています」と堂上。たゆまぬ努力が、得点への足掛かりになる一打につながった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201708/CK2017081002000118.html