2017年08月27日
谷元、本拠無安打デビュー
谷元、本拠無安打デビュー
2017年8月9日 紙面から

中日-広島 8回表、ナゴヤドームのマウンドで投げる2番手・谷元=ナゴヤドームで(布藤哲矢撮影)
谷元が場内アナウンスでコールされると拍手と歓声が湧き起こった。竜党から後押しされ、移籍初ホールドを挙げた6日の巨人戦(東京ドーム)に続いて“8回の男”として登板。セの首位を走る広島打線に立ちはだかった。
まずは先頭・会沢を142キロシュートで詰まらせ三邪飛に仕留める。「場面が場面だったので…」。本拠地初登板の雰囲気を味わっている暇などなかった。続く代打・エルドレッドは、最も怖い一発を警戒して四球。「勝負にいっていた。間違えて甘い球がいってもダメなので」。想定内の歩かしとあって、表情ひとつ変えることはない。1番・田中を迎えて、集中力をさらに高めた。初球の142キロ直球で右飛に打ち取り、続く菊池は134キロシュートで三ゴロ。竜のユニホームを着て初のナゴヤドーム登板は、堂々たるマウンドさばきだった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201708/CK2017080902000121.html