2017年08月13日
竜、今季最多の7連敗借金14
竜、今季最多の7連敗借金14
2017年7月30日 紙面から

中日-阪神 10回表途中で降板を告げられ悔しそうに天を仰ぐ田島=ナゴヤドームで(篠原麻希撮影)
またしても、悪夢のような一発を浴びてしまった。中日は29日の阪神戦(ナゴヤドーム)で、2-2の延長10回に田島慎二投手(27)が代打の福留に決勝2ランを浴び、今季初の7連敗を喫した。先発に復帰した小笠原慎之介投手(19)が好投すると、打線が低調になる悪循環。一日も早く投打がかみ合った試合を見たいところだ。
どんどん深みにはまっていく。今年も繰り返される真夏の悪夢…。抜け出せない。2-2の延長10回。田島の直球が代打・福留に捉えられた。試合を決める2ランが右中間に突き刺さる。いずれも今季ワーストの7連敗、借金14。6カード連続で負け越しなら無理もない。
「福留が出てきたところで考えなきゃいけないのは、本塁打はなしだということ。打った方が上かもしれないけど、選択肢はいろいろある。うちの投手陣はここで長打だけは、という打者に打たれている」。森監督は一振りで決められたゲームを淡々と振り返った。田島も「2イニング目はいけと言われればいくだけです。先頭の四球と本塁打だけはやっては駄目です」と唇をかんだ。
指揮官が「流れを変えてほしい」と期待した小笠原が6イニング2失点と好投。メッセンジャーを相手に7回に2点を奪って追いつくなど、試合運び自体は悪くなかった。9回から登板した田島を打席に立たせてまでイニングをまたがせたが、連敗を止めることはできなかった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017073002000102.html