2017年08月12日
納涼どころか寒過ぎる
納涼どころか寒過ぎる
2017年7月29日 紙面から

中日-阪神 8回裏の中日の攻撃が三者凡退に終わり、がっくりする浴衣を着たファン=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)
神宮の悪夢を引きずったのか。27日までのヤクルト3連戦(神宮)で3タテを食らい、戻った本拠地。竜打線はチャンスこそつくっても、生かせない。2、5、7回と3度得点圏に走者を進めた好機を逃した。6安打を放ちながらも連打はゼロ。夏本番なのに無得点のお寒い打線。本塁が遠く、今季4度目の零封負けを喫した。
負のムードを打破しようと、チームはこの日、3選手を入れ替えた。野手では木下拓、野本に代わって杉山、遠藤を昇格させた。試行錯誤の中にも、昇格組が結果を残したことが希望の光だ。7回2死一塁。「何かいいものが出てくればね」と、森監督が杉山とともに野手で期待を寄せていた一人の遠藤が、内角低めのカットボールをうまくさばいて右前打にした。6月18日の西武戦(ナゴヤドーム)以来、約1カ月ぶりに「H」ランプをともし「とにかく結果を出したい。チームが勝ってナンボの世界。勝てるように貢献したい」と鼻息は荒い。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017072902000114.html