2017年07月15日
ゲレーロ、ナゴヤの宴できっちり仕事
ゲレーロ、ナゴヤの宴できっちり仕事
2017年7月15日 紙面から

全セ-全パ 6回裏2死二塁、ゲレーロが勝ち越しの適時二塁打を放つ=ナゴヤドームで(黒田淳一撮影)
竜の主砲が存在感を示した。ゲレーロが全セの「5番・指名打者」でフル出場。6回に一時は勝ち越しとなる適時二塁打を放った。そのまま逃げ切っていれば…。MVPの可能性も感じさせた一打でナゴヤドームをわかせた。
1-1で迎えた2死二塁。オリックス・山岡の低めに沈む変化球にバットを合わせた。打球は左翼線に転がり、二塁走者の坂本勇が生還。「自分でも満足している。いい場面で回ってきて、いい仕事をできた」
来日1年目で84試合を終え、セ単独キングの23本塁打。監督推薦で本拠地開催の夢チケットを手にした。期待されていた一発は、全セを代表する大砲として臨んだ試合前の本塁打競争で見せた。
キューバの国内リーグ時代には球宴に3度出場。2011年にセスペデス、アブレイユ、グリエルとの本塁打競争を制したことは誇らしい記憶だ。「あれは思い出として残っているよ。良いスイングをすれば打つ自信がある。勝ちたいと思っている」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017071502000113.html