2017年07月15日
森監督、後半戦のキーマンは吉見&大野
森監督、後半戦のキーマンは吉見&大野
2017年7月14日 紙面から

前半戦の報告に訪れ、白井文吾オーナー(右)と握手する森監督=名古屋市中区のクラブ東海で(布藤哲矢撮影)
竜投のキーマンは吉見と大野だ。中日の森繁和監督(62)が13日、名古屋市中区の「クラブ東海」で白井文吾オーナーにシーズン前半戦の戦いを報告。「まず目標は勝率5割」と掲げた指揮官は、両投手に逆襲の柱となることを求めた。
暗黒のスタートから盛り返し、7日には借金3まで戻した。しかし、その後に4連敗を喫して借金7、5位転落で球宴休みに突入。白井オーナーから「故障者も出て十分な戦力が整わない中では良い線をいっておる」と評価を受けた。
ただ、指揮官の胸に去来する感情は違う。「最後の4試合。ふがいなさが出た」。平田の故障、吉見の不調、そしてビシエドの離脱。誤算もあったとはいえ、借金返済を目前に投手陣が崩れた内容に不満が残った。
苦しみの中で、未来につながる若竜の台頭があったことは収穫。「1番苦しいときに若い連中が出てきて、勢いに乗るには良い勝ち方をしてくれたこともあった」。しかし、若さだけではシーズンを乗り切れない。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017071402000110.html