2017年07月15日
ジョーダン&翔太、2人でまさかの10失点
ジョーダン&翔太、2人でまさかの10失点
2017年7月12日 紙面から

阪神-中日 5回裏1死二塁、メッセンジャーに左中間へのタイムリーを浴びる鈴木(黒田淳一撮影)=倉敷マスカットスタジアムで
あぁ3連敗…。中日は11日の阪神戦(倉敷)で投打ともに元気がなく1-10の完敗。森繁和監督(62)は、球宴期間を前に投手陣の総動員態勢で臨んだが、まさに笛吹けど躍らずだ。先発のジョーダンが2番手の鈴木が、虎打線にコテンパンにやっつけられ、意気消沈した。
開いていく点差をただただ、受け入れるしかなかった。5回終了の時点で9点差。試合は決まっていた。前半戦ラスト2試合。球宴ブレイクも念頭に置いた先発2枚態勢はもろくも崩れた。
最初の誤算は先発ジョーダンだ。防げるミスとはまさにこのこと。1点リードの2回だった。1死一塁の場面で、打席には大和。セットポジションの際に停止しなかったと判断され、痛恨のボーク。その後2死一、三塁として今度はメッセンジャーの打席で、なんと再びボーク。1イニング2ボークはリーグ最多タイという不名誉な記録で、あっさりと同点にされた。
すると、3回には上本に勝ち越しソロ弾、さらに福留にも2ランを打たれ、3イニング4失点で降板となった。「球に力があると感じていたが、うまくいかなかった」と広報を通じてコメント。前々回登板の6月28日の阪神戦(ナゴヤドーム)でもボークを記録しているだけに、森監督も「今に始まったことじゃない」と吐き捨てるしかない。ジョーダンは試合終了を待たずに、名古屋へ強制送還された。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017071202000116.html