2017年07月10日
岩瀬、12年2カ月ぶり月間MVP
岩瀬、12年2カ月ぶり月間MVP
2017年7月8日 紙面から

中日-DeNA 8回表から2番手で登板する岩瀬=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)
セ、パ両リーグは7日、6月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、中日の岩瀬仁紀投手(42)が2度目の受賞。12年2カ月ぶりは史上最長ブランクだ。野手は広島・丸佳浩外野手(28)が初受賞。パは西武・十亀剣投手(29)が初、ソフトバンク・柳田悠岐外野手(28)が4度目の受賞を果たした。
新たな勲章を加えたレジェンドの登場は、1点リードの8回だ。岩瀬が通算941試合目のマウンドに上がった。1死からの連打で一、二塁のピンチを招いたものの、筒香には内角を攻めて遊直に打ち取り、又吉にバトンタッチ。「しっかり攻めることができた。今日は最低限の仕事です」と静かに振り返った。
試合前、圧巻の6月を走り抜けた左腕に吉報が届いた。1勝10ホールド、3年ぶりのセーブを含む14試合無失点。月間MVPに輝いた。42歳7カ月は、08年8月の山本昌(43歳0カ月)に次ぐ年長受賞だ。
「まさか、ですね。ありがたいという言葉に尽きます。6月は、これ以上ない成績。リリーバーにとって月間MVPは、なかなかご縁があるものではない」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017070802000110.html