2017年07月08日
ジョーダン、仁王立ち 6イニング0封
ジョーダン、仁王立ち 6イニング0封
2017年7月6日 紙面から

中日-ヤクルト 2回表無死、中村の飛球に両手を広げる先発のジョーダン(小沢徹撮影)=ナゴヤドームで
相性のいい本拠地で再び快投を演じた。先発したジョーダンが、6回を2安打無失点に抑える好投。今季初勝利を挙げた4月25日(豊橋)以来の顔合わせとなったツバメ打線を押さえ込んだ。
調子は決して、良くなかった。「自分の思ったところにボールがいかなかった」と、初回にいきなり3四死球。2回以降に調子を取り戻したかに見えたが、疲れが見えた6回、2四死球から2死一、三塁のピンチを招いた。しかし、ここで簡単に崩れないのが、チームの勝ち頭だ。142キロの直球で大引を一邪飛に打ち取ると、小さくガッツポーズをして、救援陣に後を託した。
とにかくナゴヤドームにめっぽう強い。今季、本拠地のマウンドに上がった10試合で、39イニング2/3を投げわずか5失点。防御率は1・13という安定感だ。さらに、先発登板に限れば、この日の6イニングを含めて25イニング2/3を投げ無失点を継続中。昨季も全6勝をナゴヤドームで挙げた左腕は「ホームで試合があるときは、投手はみんな自信を持って投げられるんだと思うね」と慣れ親しむ庭のマウンドに頬を緩めた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201707/CK2017070602000119.html