2017年05月29日
バルデス、まさかの5失点
バルデス、まさかの5失点
2017年5月24日 紙面から

DeNA-中日 6回裏2死一、二塁、投手交代でマウンドを降りるバルデス(右)(金田好弘撮影)=横浜スタジアムで
皮肉な結果が待っていた。味方が点を入れたと思えば、すぐに吐き出してしまう。粘り強かったバルデスではない。5イニング2/3を投げ被安打8の5失点。「これだけ点を取られてしまっては…」。開幕から9試合続けてきたクオリティースタート(QS)が止まり、チームの連勝も4で途切れた。
ここまで62イニング2/3を投げ、防御率2・01と抜群の数字を残しながら、援護に恵まれず、ここまでわずか1勝。球界でもっとも同情されるべき投手だった。そんなバルデスに1回に2点がプレゼントされた。それが…。
「球も高くてコントロールも甘かった」。いきなり2点を失い、同点に。3回に再びビシエドの一発で2点を勝ち越してもらったが、これもすぐに追いつかれた。そして6回に勝ち越し点を奪われ、ピンチを広げたところで降板した。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201705/CK2017052402000104.html