2017年05月27日
亀、粘って左前打 走って決勝ホーム
亀、粘って左前打 走って決勝ホーム
2017年5月21日 紙面から

6回裏無死一塁、大島の右前打で三塁へ進塁する亀沢(金田好弘撮影)
しぶとく、素早く-。そんなカメが、勝利への流れを生んだ。同点の6回。亀沢が2ボール1ストライクから4球ファウルを続け、8球目を流して左前へ。続く大島の右前打で迷わず疾走して三塁まで到達すると、ビシエドの併殺打の間に本塁を踏んだ。これが決勝点となった。
「粘ったのは結果論です」。さらりと言うが、4回にも8球ファウルを放った後の11球目を遊撃に転がして「H」ランプを点灯させた。今季29安打のうち、実に14本目の内野安打。「確かにヘッドスライディングしているイメージしかない」と笑ったが、これは京田とともに12球団トップタイだ。例え打ち損ないだと言われようと「一番の武器だし、相手からしたら嫌だと思う」と胸を張る。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201705/CK2017052102000098.html