2017年05月13日
今季初先発・小笠原力投も…竜援護できず
今季初先発・小笠原力投も…竜援護できず
2017年5月11日 紙面から

中日-DeNA 5回裏1死二、三塁、亀沢の左犠飛で生還するゲレーロ=ナゴヤドームで (金田好弘撮影)
◆DeNA3-1中日 初モノの21歳が、打てそうで打てない-。小笠原を援護したい竜打線だったが、初対戦となった平良の前に凡打の山を築いてしまった。4回までは、初回の京田の内野安打1本のみ。カットボールを主体とする変幻自在の投球スタイルに翻弄(ほんろう)され、6回以降も継投で逃げ切られた。
平良は、プロ入り2度目の先発。少ないデータのなか、中日側はファームでの映像などを資料として用意して対策を練っていた。打順も左打者の亀沢と京田を1、2番に置くオーダーを選択。捕手にも左打者の松井雅を起用した。
ただ、クリーンアップの3人がそろって無安打では苦しくなる。ここ2試合で9打数7安打2本塁打と絶好調だったビシエドは、初回2死三塁のチャンスで三ゴロに倒れ、2打席目も三振。5月に入って打率5割超だった4番が、6試合ぶりの無安打となった。「良いピッチャーだったよ。しかも初めての対戦という難しさはあった」と顔をしかめた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201705/CK2017051102000113.html