2017年05月13日
大野、実質“初中継ぎ”
大野、実質“初中継ぎ”
2017年5月11日 紙面から

9回表を無失点に抑えた大野(谷沢昇司撮影)
再調整のため、救援に回ってから初めて大野が中継ぎでマウンドに上がった。4番手で迎えた9回1イニングを1四球、無失点。「一発目で力むだろうなと思ったら力んだ」と気持ちの高ぶりこそあったものの「(真っすぐは)空振りもあった」と手応えを口にした。
実質、初めての中継ぎ登板だった。過去には2015年10月7日の広島戦(マツダ)で引退試合だった山本昌の後を継いで2番手で投げた。12年10月3日の阪神戦(ナゴヤドーム)でも3番手で2イニングを投げて初ホールドを記録したが、クライマックスシリーズに向けた調整登板だった。
ほぼ未経験の場所。それでも大野は「思い切って腕を振っていく」ことだけを心掛けた。先頭の倉本を一ゴロ、桑原には投ゴロ。続く梶谷を歩かせたものの、ロペスを低めの145キロ直球で左飛に仕留めた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201705/CK2017051102000112.html