2017年05月06日
周平、今季初1軍 広島へ緊急招集
周平、今季初1軍 広島へ緊急招集
2017年5月4日 紙面から

中日-日本製紙石巻 4回裏1死、高橋が左越えソロを放つ=長良川球場で(篠原麻希撮影)
苦況打開へ、背番号「3」の登場だ。中日は3日の広島戦(マツダ)で、1点リードの5回にアレックス・ゲレーロ内野手(30)の連続エラーで追い付かれ、2試合連続で拙守からの逆転負け。今季3度目の3連敗でワーストタイの借金7となった。試合途中でダヤン・ビシエド選手(28)が腰に違和感を訴え球場を後にしたこともあり、この日の2軍戦で2戦連続アーチを放った高橋周平内野手(23)が広島へ緊急招集された。
救世主を期待されるのにふさわしい一振りだった。社会人相手とはいえ、高橋がこの日も長打力を発揮した。
ベーブルース杯・日本製紙石巻戦(長良川)、1-1の4回1死、ボール3からの4球目だった。外角高めの甘い130キロの直球を左翼芝生席の中段まで運ぶ決勝アーチ。2012年6月17日のオリックス戦(京セラドーム大阪)での、やはり決勝弾だったプロ1号と同様、反対方向への力強い一発。「カウントがカウントだけど、甘い球が来たら打ってやろうと思っていた」と一振りで仕留めてにっこり。
6回無死一塁では2ストライクと追い込まれながら3球目の128キロツーシームを中前に痛烈なヒット。チャンスを広げて石岡のダメ押し犠飛を呼んだ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201705/CK2017050402000106.html