2017年05月05日
京田、プロ初猛打賞
京田、プロ初猛打賞
2017年5月3日 紙面から

広島-中日 5回表無死一塁、京田が左前打を放つ=マツダスタジアムで(布藤哲矢撮影)
ビシエドが痛恨の落球、白星も逃げていった-。中日は2日の広島戦(マツダスタジアム)で先制しながら、5回に一挙5点を失って2-5で逆転負け。2季ぶり2度目の先発だった鈴木翔太投手(21)は自己最長イニングを投げて粘ったが、5回2死、一塁手・ビシエドの失策直後に痛打されて降板。最下位・竜の救世主にはなれなかった。
月が変わり、流れも変わった。2試合ぶりに「7番・遊撃」で先発出場したドラフト2位の京田が、プロ初の猛打賞。疲れから打率1割台に苦しみ、ベンチを温めることが多くなっていたルーキーが、真っ赤に染まる敵地で息を吹き返した。
快音連発のきっかけは、1打席目の見逃し三振にあった。荒木から「背中が丸くなっている」と助言され、球を見極めようとするあまり、体が縮こまっていることに気付いた。2打席目から左前打、左中間二塁打、遊撃内野安打と続け「荒木さんのおかげです」と感謝した。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201705/CK2017050302000114.html