2017年05月05日
翔太、きょう先発 キレキレ直球でコイ斬りだ
翔太、きょう先発 キレキレ直球でコイ斬りだ
2017年5月2日 紙面から

練習中に真剣な表情を見せる(布藤哲矢撮影)=マツダスタジアムで
コイたたきに若い力で挑む! 中日は1日、きょう2日からの広島3連戦(マツダ)に備えたチーム練習をマツダスタジアムで行った。初戦はプロ4年目の鈴木翔太投手(21)が今季初先発。プロ2度目となる真っさらなマウンドへ登る背番号18は、自信のある直球を軸にした投球で首位の広島打線に挑み、今季初のビジターでのカード勝ち越しへチームに勢いをつける。
最高気温25・2度。まるで夏のように肌を刺す日差し。キャッチボールやダッシュなどで調整を終えた鈴木が、ようやく今季初先発のマウンドに向かう。「やることは変わらないです。真っすぐがしっかり行ってるんで、これがどこまで通用するか楽しみです」
久々の先発にも緊張感とは無縁。むしろ、言葉にはワクワク感を漂わせた。先発は2015年7月4日の巨人戦(ナゴヤドーム)以来、プロ2度目。その時は3イニング0/3で5安打3失点と役割を果たせなかった。マツダスタジアムでの登板も、同年6月28日に救援で1イニングを投げて以来となる。
武器の直球を軸に真っ向勝負を挑む。今季初登板となった4月28日の阪神戦(甲子園)では、自己最速にあと1キロと迫る最速144キロをマーク。1イニングを3人斬りで先発の座をゲットした。
友利投手コーチは「前回のような投球をしてくれれば。頼り切っている。(変化球で)かわすことなく、自分のストレートを投げてほしい。あとは結果にコミットだね」と期待を込める。球速以上にベース上で伸びていく真っすぐに、鈴木も自信を深めている。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201705/CK2017050202000107.html