2017年04月29日
速攻竜、鮮やか初回2点
速攻竜、鮮やか初回2点
2017年4月28日 紙面から

中日-ヤクルト 1回裏1死三塁、大島が先制の左前適時打を放つ=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)
◆中日2-0ヤクルト 電光石火の攻撃が、前夜の延長11回逆転負けの悪い流れを振り払った。初回1死三塁、3番に入って8試合目となる大島が2試合連続のタイムリー。原樹の外角ナックルボールをきっちり捉えて左前へ運んだ。「いい場面で回してもらえたので、ランナーをかえせて良かった」と振り返ったように、1、2番でつくったチャンスをしっかりモノにする理想的な先制点をもぎ取った。
4番の平田は倒れて2死二塁となったが、そこからもう一押しを加えたのが5番のビシエド。内角に切れ込んできたシュートを詰まりながらもパワーではね返し、この回3本目の左前安打で二塁走者の大島が生還。こちらも前夜の本塁打に続く2試合連続打点で、「いいことだね。やっぱり自分のスイングができている感触がある」と納得の笑み。2点以上を初回に挙げたのは今季初めてだった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201704/CK2017042802000105.html