2017年04月25日
平田、初回犠牲フライで5戦連続打点
平田、初回犠牲フライで5戦連続打点
2017年4月24日 紙面から

DeNA-中日 1点を守り切り勝利、笑顔で迎えられる平田(中央)らナイン(小沢徹撮影)=横浜スタジアムで
◆中日1-0DeNA 虎の子の1点を背番号6のバットが生み出した。前日22日のDeNA戦(横浜)で大差の敗戦ショックを振り払うように、平田が貴重な一打を放った。
「内野が前進していたので、最低でも犠牲フライというシンプルな気持ちで打つことができました」。
チャンスはいきなりやってきた。1回1死二、三塁。1ボール2ストライクからクラインの131キロカットボールに食らいついた。高々と舞い上がった白球は右翼・梶谷のグラブに収まる。三塁走者の京田がタッチアップして本塁に生還する先制犠飛。終わってみればこれが決勝点となった。
自身の記録に並んだ。平田は19日の阪神戦(ナゴヤドーム)に4番でスタメン出場して以来、5試合連続打点をマーク。2015年5月2日のDeNA戦(同)から同6日の阪神戦(甲子園)以来の自己最長タイ。約2年ぶりの出来事にも「納得していない。ただ、もっと打ちたい」と平田。最低限の仕事でチームの勝利には貢献できた。だが3回に四球で出塁したものの、6回と8回はいずれも凡退。4試合ぶりの無安打に終わり、笑顔はほとんどなかった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201704/CK2017042402000094.html