2017年04月18日
竜、今季初0封負け
竜、今季初0封負け
2017年4月17日 紙面から

中日-巨人7回裏2死満塁、自らの代打・阿部が一ゴロに倒れ、ベンチでがっくりする吉見(中央)(岩本旭人撮影)
あと一本がまたも出なかった。中日は16日の巨人戦、再三の好機を生かせず今季初の零封負け。好投が報われなかった吉見もガックリだ。ナゴヤドームで初戦を取った今カードも、終わってみればジリ貧のような負け越し。借金は今季最多の6に膨らんだ。
スコアボードに9つ並んだ「0」が、切実な現実を示した。先発吉見の好投に打線が報いることができず、今季初の零封負け。終盤の再三の逸機で竜党の期待はしぼみ、逆に借金は今季ワーストの6に膨らんだ。
何度も見た試合展開。「いつも同じこと。先発投手が頑張って…。そんなことを言うと愚痴になるから、俺は言わないけど。(攻撃でも)塁上はにぎわせているんだけど、なかなか1点が取れませんわな。何とか打破しないと」。試合後の会見。森監督もコメントに苦慮した。
6回1死一、三塁で亀沢と平田が倒れ、7回2死満塁は3ボール1ストライクと追い詰めながらも、代打阿部が一ゴロ。8回も1死一、二塁でビシエドとゲレーロが凡退した。安打は出る。四球も選ぶ。ただ、大事な一本は出なかった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201704/CK2017041702000098.html