2017年04月15日
京田、初適時打 鬼門の神宮ボクには「お庭」
京田、初適時打 鬼門の神宮ボクには「お庭」
2017年4月13日 紙面から

ヤクルト-中日 2回表1死一、二塁、京田が中前に先制打を放つ=神宮球場で(七森祐也撮影)
悪夢もあったが、スカッと勝った!! 中日は12日、敵地のヤクルト戦(神宮)で延長戦の末、5-2の快勝。ダヤン・ビシエド内野手(28)が7回にまさかの落球で、同点に追いつかれたがこの日は粘った。延長10回に藤井淳志外野手(35)が決勝三塁打を放ち、2番手で2イニングを無失点に抑えた三ツ間卓也投手(24)が、育成ドラフト出身としては球団初の白星を手にした。
懐かしい景色に、高ぶる鼓動…。ドラフト2位の京田が、かつての“庭”で輝きを取り戻した。両軍スコアレスの2回1死一、二塁。ヤクルトの先発・山中が初球に投じた高めの初球に反応すると、鋭い打球は中前へ。先制点を見届け、一塁上で軽く手をたたいた。
下手投げの変則右腕との初対戦でも「最近は追い込まれてやられることが多かったので、先手でいこうと思った」という心構えが奏功した。14打席ぶりの快音は記念すべきプロ初タイムリー。「打てて良かったです」と素直に喜んだ。
先頭で迎えた延長10回には、同じドラフト2位の星から遊撃内野安打。ヘッドスライディングでともした「H」ランプが勝ち越しを呼んだ。チームは、今季4度目の延長で初勝利。昨季3勝9敗と大きく負け越した「鬼門・神宮」で幸先よく滑り出した。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201704/CK2017041302000105.html