2017年04月14日
若松、中3日で8イニング1失点
若松、中3日で8イニング1失点
2017年4月9日 紙面から

中日-DeNA7回表1死満塁、戸柱を併殺に打ち取り、雄たけびを上げる若松=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)
「首の皮一枚でつながった」。そう若松がとらえた舞台で、息を吹き返した。3イニング3失点で今季初黒星を喫した本拠地開幕戦からわずか中3日でも「体の状態どうこうより、試合に投げさせてもらえるだけで」。信頼を取り戻すようにアウトを重ねていった。
直球が走らず、変化球を狙われた4日の広島戦(ナゴヤドーム)。課題克服の決意は、登板前日から表れていた。「ブルペンでは真っすぐしか投げませんでした」。生命線の復活にこだわった結果、内外角に糸を引く制球と球威が復活。不調時は120キロ台に落ちる球速は最速139キロを計測し、優位に勝負を運んだ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201704/CK2017040902000097.html