2017年04月05日
森監督、投魂注入
森監督、投魂注入
2017年4月4日 紙面から

「本拠地開幕は任せたぞ!」。練習前、森監督(右)から気合を入れられる若松(左)と八木=ナゴヤドームで(布藤哲矢撮影)
東京ドームでの開幕3連戦3連敗の中日は4日から広島を迎え、ナゴヤドームでの本拠地開幕戦に臨む。3日は今季初の休養日となり、投手11人と一部の野手がドームで練習。森繁和監督(62)も顔を出し、先発を託す若松駿太投手(22)と2戦目の先発が濃厚な八木智哉投手(33)に気合を注入した。
大野で開幕戦を落とし、田島がサヨナラ被弾し、吉見でも勝てなかった。開幕3連戦の悪夢を振り払うべく、森監督は投手練習に顔を出した。この日1軍に合流した若松と八木があいさつに駆け寄ると、「おう」と応じていきなりのボディーブローのアクション。ホームでの反撃を託す2人に闘魂を注入した。
2カード目の先発ローテーション編成は開幕週にまでもつれ込んだ。山井、小熊、若松、鈴木らの状態を慎重に見極めるなか、本拠地開幕という白羽の矢が立ったのは若松。先月30日に森監督が電話で直接告げた。さらに2戦目は広島キラーの八木。
「八木は得意技を年に1回でいいから出してほしいもんだよな。そのためにいるようなものだから」と冗談めかして期待を口にした。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201704/CK2017040402000092.html