2017年04月05日
若松、フォーム改造成果見せる
若松、フォーム改造成果見せる
2017年4月4日 紙面から
勝ってくれ、止めてくれ-。そんな竜党の願いと重責を背負い、若松が今季一番最初にナゴヤドームのマウンドに上がる。3月22、28日と2度2軍戦で調整を重ね、迎える今季1軍初登板。3日はナゴヤドームでの投手練習に合流し、「やるべきことはやってきた。あとはそれを出すだけ」と力を込めた。
友利投手コーチが「誰でもいいから流れを変えてほしい。それが本音です」と悲痛な言葉を残したように、結果以上に流れは重苦しい。ただ、昨年も開幕カードで2連敗して帰ってきた後の本拠地開幕戦でシーズン初登板し、同じ広島を相手に6イニング2失点。「チームの流れを良い方向に持っていけるように」と、悪い流れを断ち切った快投を再現する。
進化を模索してきた。1年間ローテーションを守るべく、昨オフから投球フォームの改良に着手。軸がぶれないようにするため、毎晩2時間の体幹トレーニングも自らに課し、現在も継続中だ。オープン戦では2戦計9イニング4失点と結果はついてこなかったが、「1年間戦うためなので、まだ形には出ていない。軸はぶれなくなった」と成長している実感はある。近藤投手コーチは「自分がやってきたことを出してくれるか。それができれば救世主になれるはず。期待しています」と力を込めた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201704/CK2017040402000093.html