2017年04月05日
柳、右肘故障後初のフリー打撃登板
柳、右肘故障後初のフリー打撃登板
2017年4月4日 紙面から

フリー打撃に登板した柳=ナゴヤ球場で(布藤哲矢撮影)
右肘炎症からの復帰を目指す中日のドラフト1位、柳裕也投手(22)が3日、ナゴヤ球場で故障後初めてフリー打撃に登板した。打者2人に直球のみ計47球を投げ球質、制球とも上々。順調なら15日前後にシート打撃に登板し、4月下旬の実戦復帰を見据える。
打者と向き合うのは、右肘の張りを訴えた3月2日の日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)以来。森野と野本に対し「テンポ良く、ストライクに入れることを意識しました」。32スイングで安打性の当たりは6本。「投げた感覚は良かった。上向きです」とうなずいた。
2軍の高山投手コーチも「8、9割の力で投げられたんじゃないかな。球の回転も良かった」と評価。今後は打撃投手をもう一度務め、2軍戦のない14~16日にシート打撃への登板を予定する。「あくまで順調なら」と首脳陣も柳自身も前置きするが、4月下旬のウエスタン・リーグ登板を視界にとらえた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201704/CK2017040402000095.html