2017年04月01日
岩瀬、とにかく結果を
岩瀬、とにかく結果を
2017年3月30日 紙面から

マウンドから投球する岩瀬(上)と浅尾(下)=ナゴヤドームで(金田好弘撮影)
今季シーズン通して1軍にいられなければ引退することを表明している岩瀬仁紀投手(42)が3年ぶりとなる開幕1軍を決め、左肘痛からの復活へのスタートラインに立った。
オープン戦では最後の登板となった26日の楽天戦(ナゴヤドーム)で2失点したものの、それまでは5試合に登板して無安打無失点。打者の手元で曲がる新しいスライダーと精密なコントロールを武器に生き残り「とにかく結果を出していくしかないと思っていた。これからもそう。あとは野球の神様にお任せします」と軽やかに語った。
そして右肩痛からの復活を期す浅尾拓也投手(32)も2年ぶりの開幕1軍。直球の球速は140キロ前後ながら、緩急を駆使した投球術でオープン戦6試合で防御率2・08と結果を出した。「ここまで残れたことはうれしい。岩瀬さんとはずっと一緒にやってきて、同じ苦しみを味わってきた。岩瀬さんが抑えたら刺激になるし、自分も抑えることで岩瀬さんに刺激を与えられると思う」と共闘を誓った。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201703/CK2017033002000119.html