2017年03月30日
小笠原、あす2軍戦登板へ手応え
小笠原、あす2軍戦登板へ手応え
2017年3月28日 紙面から

ブルペンで笑顔を見せる小笠原=ナゴヤ球場で(小沢徹撮影)
昨年11月に左肘を手術した2年目の中日・小笠原慎之介投手(19)が27日、同じ1997年度生まれのロッテ・平沢に危機感を募らせた。平沢はオープン戦18試合のうち16試合に出場し、開幕1軍が内定。リハビリを続けてきた小笠原を尻目に、開幕に向けて実戦を積み重ねてきたライバルを意識した。
「このままだと『平沢世代』になっちゃうんで、『小笠原世代』になるようにしたいです」
同じ年度に生まれて高校や大学、社会人時代から活躍する選手が多い世代には、最も実績のあるプレーヤーの名が冠になる。ソフトバンク・松坂大輔を筆頭にした「松坂世代」、田中将大、前田健太らの「マー君世代」が代表格だ。小笠原を含めた97年度生まれも平沢、楽天・オコエ、ソフトバンク・高橋ら高卒4人がドラフト1位で指名された黄金世代。小笠原も同学年選手を代表する存在を目指している。
実戦復帰となる29日のファーム交流戦の楽天戦(ナゴヤ)で1~2イニング程度を投げる予定。この日は、ブルペンでカーブ、チェンジアップを交えて44球を投げて準備を整え「真っすぐに力が出てきて手応えはある」と好感触を得た。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201703/CK2017032802000094.html