2017年03月25日
平田、チーム合流 開幕へ急ピッチ
平田、チーム合流 開幕へ急ピッチ
2017年3月25日 紙面から

打撃練習中、バットを見つめる平田。視線の先にあるのは3・31開幕のみだ=ナゴヤドームで(金田好弘撮影)
侍戦士が、これからは竜のために全力を尽くす。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した日本代表「侍ジャパン」の中日・平田良介外野手(29)と岡田俊哉投手(25)が24日、ナゴヤドームで行われた中日の全体練習に合流。ともにWBC期間中は出場機会に恵まれなかったものの、1週間後に迫ったシーズン開幕へ向けて急ピッチで実戦感覚を取り戻すことを誓った。平田は25日からの楽天とのオープン戦(ナゴヤドーム)2試合に出場する。
31日の開幕まで、残すオープン戦はきょう25日からの楽天2連戦(ナゴヤドーム)のみ。それでも、約1カ月ぶりに中日のユニホームに袖を通した平田は、開幕までに試合勘を取り戻すことができるのかという周囲の不安を一掃した。
「なかなか打席に立てていないので、残りの2試合で目を慣らさないといけない。時差ぼけも治っていない。でも、(侍ジャパンの)練習日には特打を入れてもらったりしたのでスイング量は問題ない。(オープン戦は)一試合一試合、一生懸命に頑張る」
沖縄・北谷キャンプ中の2月22日にチームを離れ、侍ジャパンの一員として世界を相手に戦ってきた。ただ、練習試合などを含めた実戦14試合の成績は9試合、22打席で19打数4安打の打率2割1分1厘。WBCが開幕した7日以降は9打席しか生きた投手の球を体験していない。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201703/CK2017032502000106.html