2017年03月24日
ビシエド、全快宣言
ビシエド、全快宣言
2017年3月22日 紙面から

20日に1軍合流し、元気に打撃練習したビシエド=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)
主砲が準備OKだ。インフルエンザを発症していた中日のダヤン・ビシエド外野手(28)が21日、開幕までに打撃の状態を100%に持っていく自信をみなぎらせた。14日の西武とのオープン戦(メットライフドーム)以来、8日ぶりの実戦出場を予定する22日のロッテ戦(ZOZOマリン)を含め、残り4試合できっちり結果を残す。
ビシエドの顔には余裕が漂っていた。「体調は全然、問題ないよ。打撃も試合に出なくても大丈夫なぐらい自信があるよ」。離脱なんて関係ない、と言わんばかりに笑みを浮かべた。
オープン戦1号本塁打を放った14日の西武戦を終え、翌15日にインフルエンザと診断された。20日の日本ハム戦(ナゴヤドーム)からチームに合流。ここまでオープン戦は9試合で29打数5安打、1本塁打、打率1割7分2厘。物足りない数字だけでなく、ブランクで打撃への影響が気になる。それでもビシエドは「今まで通り一生懸命練習していけば、感覚はすぐ戻る」と全く意に介さない。
昨季の経験があるからこそだ。オープン戦期間中の昨年3月11日に第3子、ブライアン君の誕生で一時帰国した。同20日に再来日すると翌21日のロッテとのオープン戦(ナゴヤドーム)でいきなり適時打&マルチ安打をマーク。そこから打撃が上向き、開幕戦から3試合連続本塁打の衝撃を残した。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201703/CK2017032202000097.html