2017年03月11日
京田、サヨナラ打!!
京田、サヨナラ打!!
2017年3月9日 紙面から

中日-巨人 9回裏1死満塁、京田が中越えにサヨナラ二塁打を放つ=岡崎市民球場で(金田好弘撮影)
岡崎市制100周年と銘打たれた記念試合で、平日昼間にもかかわらず8149人集まった三河の竜党の歓喜が爆発した。9回、1点差に追い上げ、なおも1死満塁となって打席には京田。3球目の甘く入ったスライダーを思い切りよく振り抜くと、打球は中堅手の頭上を越えて弾む。二塁に到達して勝利を確かめた後も、安堵(あんど)し、余韻を味わうかのようにゆっくりと残りの塁を回った。
ただ、試合後は笑顔はなかった。「まだオープン戦なので、しっかりとシーズンでも打てるようにやっていきたい」と、気を引き締める言葉を続けた。それも「毎日ゲームに出て、少しずついろんなことが起きてくれればいい」という森監督の意図を理解しているからこそだ。ここまでオープン戦全7試合に出場し、先発は5試合。21打席に立ち、この日の2安打で打率3割に乗った。前日7日の巨人戦(小牧)では右翼線を抜く三塁打を打ち「経験させてもらっているので、意味のある打席を重ねていきたい」と語っていた。守備でも2日の日本ハム戦から二塁を守り始め、この日は初めての三塁。着々とプレーの幅を広げ、結果もついてきている。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201703/CK2017030902000113.html