2017年03月11日
石岡、待ってました2ラン
石岡、待ってました2ラン
2017年3月8日 紙面から

2回裏無死一塁、石岡が左越え本塁打を放つ(武藤健一撮影)
打って、守って、開幕1軍へ猛アピールに成功だ。石岡がまずはバットでオープン戦初アーチを掛けた。2回無死一塁で大竹の投じた外角高めのシュートを振り抜く。高々と上がった打球を強風が後押ししてくれた。6戦連続安打は両翼92メートルある左翼の芝生席ギリギリに飛び込む同点2ランになった。
「うまく風に乗ったけど、しっかり自分のスイングで振り切ることができた。今やっていることを変えずに続けていきたい」
ナゴヤドームなら左飛か-。そんなイメージが頭に浮かんだのか、苦笑いを浮かべて本塁を踏んだ。しかし、左方向へ本塁打を放てたことに手応えを感じている。
オープン戦に入って絶好調だ。ここまで6試合で12打数6安打、打率5割。その裏には、中島や中村らスラッガーを育て上げた土井打撃コーチの指導がある。球に逆回転をかけて打球を飛ばす指導を受けている。「ボールが上がることが大事。逆方向に届いてくれたので魅力的だね」。期待の和製大砲候補の一発に名伯楽も相好を崩した。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201703/CK2017030802000107.html