2017年03月07日
ゲレーロ、竜OP戦1号
ゲレーロ、竜OP戦1号
2017年3月3日 紙面から

日本ハム-中日 1回表無死一、三塁、ゲレーロが左越えに先制の3ランを放つ(小沢徹撮影)
開幕が待ち遠しい。そんな気分にさせてくれるアーチが飛び出した。中日の新外国人、アレックス・ゲレーロ内野手(30)が2日、日本ハム戦の1回に特大の先制3ラン。足を絡めた攻撃にチームのオープン戦1号も飛び出し一挙4得点。3月31日、巨人との開幕戦(東京ドーム)が、ますます楽しみになってきた。
悠々と上がった打球のその先に、3月31日の東京ドームへと続く光り輝く道が、はっきりと見えた。新外国人のゲレーロが、初回にオープン戦チーム初本塁打となる3ラン。チームの5得点中4打点をたたきだし「とても良かった。ドラゴンズの投手も良かったし、勝つことが重要だ」とうなずいた。
「魚を食べに行くわけじゃない。戦争だ」。そう話していたゲレーロにとって、昨年日本一の日本ハムとの札幌2連戦は真剣勝負の場であり、重要な試金石だった。その開幕投手最有力候補の有原を、一振りで仕留めた。初回、大島、遠藤の連打と盗塁で迎えた無死一、三塁のチャンス。3球目までじっくりボールを見極めると、「ストライクゾーンに来たら打とうと思っていた」と内角低めのフォークをすくい上げた。本塁打が出にくい札幌ドームで、飛距離十分のアーチが左翼席中段に届いた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201703/CK2017030302000104.html