2017年03月02日
岡田、休日返上して読谷で汗
岡田、休日返上して読谷で汗
2017年2月21日 紙面から

休日もブルペンに入り、投球練習する岡田=読谷球場で(佐伯友章撮影)
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出されている中日の岡田俊哉投手(25)が20日、読谷球場で休日返上でのトレーニングを行った。19日の楽天との練習試合では今季初の実戦登板で2者連続四球など制球が乱れていた左腕。23日から宮崎で始まる日本代表強化合宿を前に再度の登板を志願しており、21日の韓国・ハンファとの練習試合(読谷)で1イニング登板する予定だ。
このままの自分で猛者たちが集う宮崎に入るわけにはいかない。その思いが、岡田を突き動かした。休日の読谷球場。2軍の選手らが次々に現れ体を動かすなかで、1軍から参加したのは岡田と近藤の2人だった。「練習しなきゃいけない立場なんで。そう思ってここに来た」。前日の登板で1イニング2四球と納得のいく投球ができなかった岡田は、関1軍マネジャーに捕手を頼み、一人ブルペンに入った。
「こうやって投げられるのにね。普通に考えれば、試合で投げられないわけないよね。ああ、もったいない」。直球、シュート、スライダーなど変化球を交えて35球。納得の行く球があれば笑顔でひとりごちた。前日は「気持ちの問題」と話していた岡田は、「なぜああなったのか、どうすればいいのかはわかっていて、それを実戦でやれるように行動に移した」とこの日の意図を説明。自らのピッチングをもう一度見つめ直す時間が必要だった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201702/CK2017022102000101.html