2017年02月28日
小久保さん!!平田は14の7ですよ~
小久保さん!!平田は14の7ですよ~
2017年2月19日 紙面から

中日-DeNA 1回裏2死三塁、平田が左前適時打を放つ=北谷球場で(谷沢昇司撮影)
3連勝だ! 中日は18日、初めてNPB球団との実戦となった練習試合のDeNA戦(北谷)に3―2で勝ち、今キャンプ中の対外試合は初戦から3連勝。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の平田良介外野手(28)は3戦連続のマルチ安打で、「侍ジャパン」のレギュラーを奪う勢いだ。
求めているレベルにまた一歩近づいた。1回2死三塁で打席には平田。初球だった。DeNAの先発、熊原の直球を思いっ切り引っ張った。鋭い打球は左前へ。狙い澄ましたかのような適時打となった。
「あの真っすぐを最初からいけたのは良かった。引っ張れたことで段階が上がったと思います」。これまでの練習試合でも快音連発だったが、本人の中では「直球を仕留めきれずにファウルになってしまう。そこですね」と納得はしていなかった。だからこそ、自ら設定した課題をクリアしたことでまた一つ、表情が明るくなった。
さらに4回1死二塁では内角の直球を振り切って右前に運び、連続適時打。「反対方向に打てたのも良かった」。これで3試合連続のマルチ安打。トータルすると対外試合は14打数7安打で打率5割。何とも頼もしい限りだ。
これも、3月のWBCを見据えて早めの調整を進めていることが功を奏している。侍ジャパンでは5人の外野手が選ばれているだけに、試合に出るための競争も激しい。現在は左翼を練習しているが、そこには主砲の筒香が君臨する。しかし、その筒香はここまでの実戦2試合で6打数無安打と音なしだ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201702/CK2017021902000085.html