2017年02月28日
平田、攻守で全開モード
平田、攻守で全開モード
2017年2月16日 紙面から

中日-KIA 5回裏2死三塁、平田が右前適時打を放つ=北谷球場で(小沢徹撮影)
すでに全開モードだ。1点リードの5回2死三塁。ここで打席には平田良介外野手(28)。カウント2-2から振り抜いた打球はあっという間に右前へ。「点をとりにいきました。良い感じで振れている」。二塁走者・遠藤が本塁へかえり、貴重な追加点となった。
ベンチはこのままお役御免で代走を送ろうとしたが、平田はフル出場を志願。森監督は「途中で代えようかと思ったけど、『走りたい』と言われればそれはチームとしてもうれしい」とそのまま出場。アウトにはなったが二盗を試みるなど、体調の良さをみせつけた。
12日のハンファとの練習試合(北谷)でも3安打を放ち、この日も2安打と、すでにバットは自在に操れているかのようにみえる。だが、本人としてはまだ納得していない。「ミスショットをするときがある。体は仕上がっているけど、実戦の目はこれから。まだ直球を打ちにいってファウルになることがある。そこをしっかり打てるように状態を上げていきたい」。全体練習後には屋内練習場でマシンを打ち込むなど、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、調整に余念はない。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201702/CK2017021602000108.html