2017年02月27日
平田、立浪さんに約束 今年のテーマは右打ち弾
平田、立浪さんに約束 今年のテーマは右打ち弾
2017年2月14日 紙面から

平田(右)のおなかを触り「いい腹筋だ」と話す本紙評論家の立浪和義さん=北谷球場で(黒田淳一撮影)
3月開催の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選ばれている中日・平田良介外野手(28)を、第3回WBCの日本代表打撃コーチを務めた本紙評論家の立浪和義さん(47)が直撃した。同じ大阪出身の後輩を「短期決戦に強い」と評価する立浪さんが「これから野球を始める子どもらのあこがれになるように」と励ますと、平田も「でっかいホームランを見にナゴヤドームに来て」とペナントレースも見通して自らをPRした。
◆立浪「WBC本番まで1カ月を切った。今の状態は」
◇平田「体は動けているので、早く実戦に慣らしていかないと。前のクールから本物の投手のボールを打ち始めたのですが、まだ速く感じられます」
◆立浪「日本代表に選ばれたのはうれしかった?」
◇平田「はい。プロ野球選手になったとき、WBCの代表に選ばれたいという気持ちを持っていましたから」
◆立浪「どんな役割を求められていると思う?」
◇平田「求められているのは、チャンスで1点を取りにいく働きだと思っています」
◆立浪「それは代打ということかな? スタメンで出たいという気持ちは?」
◇平田「もちろん、やる以上は目標にしています」
◆立浪「前回もそうだったけど、高いレベルの選手が集まった中で、その時の状態のいい選手を使う。いかにアピールできるか、だな」
◇平田「アピールします」
◆立浪「大谷(日本ハム)の辞退は?」
◇平田「あれだけの選手ですし、正直言って出てほしいとは思っていましたが、けがは仕方ないです。みんなで力を合わせて頑張るだけです」
◆立浪「国際試合では選手が普段にはない、いろんな緊張感に包まれているのが、ベンチから見ていても分かる。でも、平田はそういう試合が好きだよね。高校時代の甲子園1試合3発や、2年前のプレミア12でも大活躍(略歴参照)したように、私は短期決戦などの集中した場面でより力を発揮できる選手だと見ているんだけど、それでよろしいでしょうか(笑)。日本代表の大西外野守備走塁コーチ(巨人コーチ)にも『平田は絶対、短期決戦で活躍すると思う』と提言はしておいた」
◇平田「ありがとうございます。短期決戦に強いかどうか自分では分かりませんが、普段にない緊張を萎縮などのマイナス方面ではなく、いい方向に持っていこうとは考えています」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201702/CK2017021402000101.html