2017年02月02日
ゲレーロ、柵越え3発
ゲレーロ、柵越え3発
2017年1月30日 紙面から

ビシエドが見る中、マシン打撃で調整するゲレーロ=北谷公園屋内運動場で(黒田淳一撮影)
中日の新外国人、アレックス・ゲレーロ内野手(30)が29日、沖縄合同自主トレに合流し、来日初の屋外フリー打撃を敢行。長旅の疲れがある中、29スイングで柵越え3本と元気な姿をみせた。イケメンの新助っ人は米俳優のトム・クルーズ似と言われたことがあるとか。また身長200センチのエルビス・アラウホ投手(25)は、愛称がスペイン語で巨人を意味する「ヒガンテ」であることを明かした。
フルパワーはこんなものではない。だが、その片りんは見せつけた。「長旅の疲れはまだある。あと、時差ぼけも少しね。その中では良い感覚で打てたかな」。来日初の柵越えは8スイング目。鋭い打球は左翼席へ吸い込まれた。
「これからまだまだ状態は上がっていくよ」。29スイングで3本。重心をやや下げたドッシリとしたフォームから、力強いスイングを披露。打ち損じた打球もとにかく高く舞い上がる。森監督が「レフトへの打球はビシエドよりも距離が出る」と期待するパワーの一端を見せつけた。
初めての日本式のキャンプだが、同じキューバ出身のビシエドがいることは心強い。すでに日本のキャンプの過ごし方のレクチャーなどを受けている。「たくさん打って、たくさん走ると聞いている。とにかく一生懸命練習することと、ルールを守ることが大切だと聞いている。走るのも体に良いことだし、嫌いじゃないよ」。全体練習後は早速、ビシエドとともに屋内運動場でマシン打撃をおかわり。カーブマシンを2人で交互に約40分打ち続けた。「変化球はタイミングを取ることが大事。そういうことを意識して打った」。練習熱心な一面ものぞかせた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201701/CK2017013002000104.html